おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
●幽霊?
夜中に突然、ぱっと目が覚めた。と、目の前に髪の毛がぼさぼさの男が、目をむいて、わしをじーっと見ているのである。いや、マジで。 しかも、それは一瞬で消えてしまった。午前3時であった。 寝ぼけていたからかもしれないけれども、別に恐いという感じではなかった。あの世とか霊とか、そういう話しには興味があるが、はっきり見たのは今回がはじめてだった。 恐くなかったからといって、ではいいものだったのかというと、そうではなく、どちらかといえば、あまりいいものではなかったと思う。たまたま波長が合って見えてしまったんだろう。 まあ、騒ぐことではない。そういうものもあるんですね、というだけのことだ。 見えない世界のことは、(大抵の人には)見えないだけに何でも言い放題である。だから、想像で書かれたもの――偽物が多い。しかし、本物を見分ける目もないので、あまりそういう世界に引き込まれるとオカシクなってしまう。前記したように「そういうものもあるんですね」で充分だろうと思う。 だが、あるとかないとか、こわーいとか、興味本位で騒ぐのは、あまりに低レベルである。しかし、あまり深く踏み込んでいくと、今度は宗教になってしまう。というか、宗教だと認識されてしまう。 霊とか神様とか、本来、宗教とは別のものだと思うんだが、いまいち理解されていないようだ。 ……って、エラソーに言っているけれども、わしは何か詳しく知っているわけでも、霊能力があるわけでもぜんぜんない。ただ、見えない世界に敬意を払っているのだ。見えない世界を語る人にではないよ。見えない世界とその働きに。 関わるのなら、より神聖なものに関わりたいです。
おおみち礼治
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