おおみち礼治のてくてく日記 DiaryINDEX|past|will
●どぐしゃっ!
昨日、23時30分ごろ。 激しいスリップ音の後、「どぐしゃっ」と音がした。 家の塀に車がぶつかったのだ。(^^; たまーにあるんだよね。左カーブの上り坂のてっぺん。ゆるやかに見えて、けっこうきついカーブなのだ。曲がりきれなくて家にぶつかるのである。 見に行ったら、よくまあ怪我しなかったな、と思うくらい車のフロントがめちゃめちゃに壊れ、ガラスが散乱していた。運転していたのは普通の兄ちゃんだ。 かなりスピードを出していたらしい。誰も怪我をしなかったからよかったが、塀の一部に大穴が空いてしまった。当然ながら、塀はぶつかった人の責任でなおしていただく。車もめちゃくちゃだし、ふんだりけったりだろうけど、仕方がない。0時過ぎに警察が来て家の住所と電話番号を聞いていった。 あらまあ、で終わっては意味がない。これも自分が招いたのだ。理解したことをいくつか……。 まず、他人にぶつかってはいないだろうか? ということ。 いるんだよねぇ。(^^; さっきも寒い部屋の中で、テレビの前に座りニュースを聞きながら、なんて馬鹿なことをしているんだこいつらは……などといっしょうけんめい考えていた。マスコミの煽りに載ることなく、何の偏見も持たず、物事を正しく見つめることができるならいいんだけど、ただの批判に終始していることが多々ある。 自分を大切に、ということで言えば、部屋が寒ければとっとと暖房をつけるとか、一枚多く着るとか、すぐ風呂に入って、「あ〜ん」なんて歓喜のため息(爆)を発していた方が100万倍も有益だ。他人のことはいい。自分がいま快適なのかどうか? 10年前は、何もかもが気に入らなくて、なんて酷い世界なんだろう、と思っていた。そのころよりはずっとマシだが、まだ外側のことをとやかくいって、自分のことを蔑ろにしていることがある。 徹底して自分のことに集中するとしよう。 もうひとつ。 ドライバーはかなり急いでいた様子である。ぶつからずに行ければ、急いでいた目的を果たすことができたかもしれない。それが無闇に(?)スピードを出したせいで人の家に突っ込んでしまい、当然、目的は達せらず、車は廃車になるし、壊した塀を弁償しなくてはならないなど、余計なエネルギーをとられることになってしまった。 何をしようとしていたのか分からないけれども、ブレーキをかけられた格好になる。 急ぎすぎてはいないだろうか? 環境が整っておらず、まだ時期が来ていない場合――もう少し後の方がいい場合、いくら焦って事を進めようとしてもそうはいかないことがある。たとえば、事故るとか。病気になるとか。 そうやって時期を調整されることがあるが、もちろん、事故も病気もしない方がいいに決まっている。ゆっくりいけば、突っ込まなかっただろう。 ひるがえって自分のことを考えると……焦って、仕事が雑になることがある。既存のものを使用したり、この程度で良いだろう、と妥協してしまったり……。仕事のことだけではないな。 早く結果を出そうとするのではなく、もっと腰を据えて取り組むこととしよう。
おおみち礼治
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