おおみち礼治のてくてく日記
DiaryINDEXpastwill


2001年12月09日(日) 発見ふたつ。

 中学生のころ洗脳されて、自分の嫁さんは六緑か七赤の人でないといけないと思いこんでしまった。つまり、ひとつ上かふたつ上、もしくは七つ下か八つ下。
 まだある。
 その人が十歳、年上だと分かったのは昨日だった。
 それだと、六緑になる。
 そうだったんですか、Mさん。

 最大の弱点は、簡単に他人を中心を預けてしまうことだ。よーく分かっているつもりだったんだけど、自分を中心にできなかったということは、まだ理解していないのだ。ひとりではどうすることもできないため、弱すぎて、人の手を借りなくては生きてゆけない身の上を守るためには、多少無理してでも人の和に属していないといけない――と思い込んでいる。
 だから、人の和から逸脱する行為を忌避する。人に合わせて、合わせすぎて、結果的に自分を痛めつけてしまう。業のない人から見たら、アホちゃうかと思うんじゃないだろうか。それくらい、自分がどうしたいか、ではなく、人の集まりの中での流れに合わせすぎて不自由する。
 体力がないので――一時的には力が出るのだが、長引くとダメだ。疲れてくると、ここは適当に話を合わせて笑っていればいい、というような、いいかげんな態度になる。そうなる前に、ぱっと、疲れたのでそろそろおいとまします、といえばいいのに、いえない。
 すぐに疲れてしまう、というところを見せたくないということもある。迷惑をかけてしまうのではないか、というおそれもある。
 そういう態度を改めることで楽になると分かっている。見せればよい。仕方がない。いつもいつも業に負けて、自分を苦しめることはない。それで、ひとりになってしまうかもしれないが――いや、もともとひとりなのに、それを認めず、馴れ合いによって仲間がいると錯覚させていただけかもしれない。
 一言いうだけでいいんだからね。それだけで、いつものメビウスの輪から抜け出し、より楽な、自然な、新たな世界に移行できるはずだ。


おおみち礼治 |MAIL

My追加