今日の雄叫び☆⌒ヾ( ̄〓 ̄ヾ)・HYPER
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2004年04月09日(金) Iさんの事情


前に書き捨てた日記が出てきたので4月1日に追加。
ただの一人言だ。

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毎晩のように、Iさんと酒を飲んで馬鹿話して笑っている。
Iさんとは、前のネトゲでお互い同時期に失恋して、お互いに愚痴りあったり語りあったりするようになった飲み友達だ。

大阪に住んでいた彼は、仕事をやめて九州の実家に帰り、そこで昔の彼女とのいざこざで悩まされているらしい。

元彼女。
いきさつは随分前に少し聞いている。
自分の親友と浮気した人。
そして今も二人は付きあってる。
その二人がいる地元に彼は戻った。

その元彼女から、ずっとメールが届いているという。
いっさい返信しないのに、それでも届くという。
内容は元気ですかとか、連絡下さいとか、そういうのばっかりだとか。
そんなに嫌ならメアド変えてしまえばいいのに、とちらっと思ったが、それを言うのはヤボだろう。


地元大学に用事があって訪ねた時に、元彼女の浮気の相手でもあった元親友と会ってしまったらしい。
その日の晩に、すぐ元彼女からメールが入ったとのこと。

××君から帰って来ていることを聞きました。
彼には連絡しても、私には教えてくれないんですね。
冷たいんですね。

という内容だったらしい。

氷結果汁の原液を濃〜く割りながらIさんは「誰が連絡するってんだ、ばぁろー」とクダ巻き続け(笑)
同じく酔いが回ったあたしもてきとーに同調してた。
結局、まだまだふっきれてないじゃんね、と密かに思ったけど、そんなことは言われなくても本人が一番わかってることだろうね。

その元彼女の思惑はさっぱりわからない。
Iさんも「何がしたくてメールしてくるのかわからない」と愚痴ってた。
あたしにもわからないから、なんともフォローのしようがない。

携帯のメアドにまで届き出したらしく、ついにメアドを変える決心をしたらしい。
電話番号変えるには買い変え以外の方法はないのかなぁ…とつぶやいてた。
携帯買い変えしかないでしょー…。

いよいよ本格的にまいってきたか…と気の毒に思う。
今は詳しく話す気力ないけど、もうケリつけたいから明日なんとかするよ、とIさんは言った。
全部終ったら、また話聞いてもらっていい?
ということだ。

私は「楽しみに待ってるよ」と、わざと無神経に答えた。
あなたの話を、娯楽として受け取っているんだよというメッセージ。
お互いの辛い部分とか、暗くて重い部分を、私たちはこうして笑い飛ばして気を紛らしてる。
本当はつらいってことはわかってるから。
話した相手がどんな気持ちかもわかってるから。

暗黙の了解。
Iさんは大切な飲み友達だ。




しかし、こんな風に凹んでるIさんからしてみると、浮気されて振られてなお友達状態を維持しているあたしが不思議で仕方ない、と言うことをまた繰り返した。
あたしも不思議だと思う。
しみじみとしんごと昔交わしたメールを整理がてらに読み返して、どうしてしんごは未だにあたしのそばから離れようとしないのかも不思議だなと思った。

どうしてしんごはあんなにも必死に、あたしと連絡取ろうとしたんだろう?
メアド変えて、電話は着信拒否して、ネトゲにも行かなかった。
その一週間の間に、見栄っぱりのしんごが他人にあたしのメアド聞いて歩いてたなんて、想像もしていなかった。

そう話した時、Iさんは言った。


一番最初につきあった彼女と別れた時は、さびしくてさびしくてどうにもたまらなかったからね、と。
それと、ネットだけの関係として付きあってた相手と別れた時、ただの役割として演じてただけのはずなのに、なんだか心の中にぽっかり穴が空いちゃって、何しても楽しく感じられなかったし…と。

では、初めて付きあった相手でもあり、ネットの中でもずっと相方として存在していた相手を一気に失ったしんごも、寂しかったんだろうか?
新しい彼女がもういるのに?
それでも寂しいなんてことがあるんだろうか?


長くなっちゃったから、明日の分に持ち越し。


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ひつじ2号 [ひつじBBS]