2004年04月08日(木) |
存在自体が娯楽な二人 |
相変わらずしんごとはメールの応酬が続いてる。 嫌なことがあった時の愚痴も聞くし、減らず口も叩きあう。 ただ奥底にあるものだけは、固い友達ラインで区切って見せあわないけど。
ぴたっと連絡途絶えたり、また始まったりだったメールが、当たり前のように毎日に変わる。 元のような、だけど違う二人。 普通の友達のような感覚がつかめて来たのかな? 忘れた頃に、ネタとしてはものすごく苦しい映像を送って来たりされると、あぁ、話すきっかけ探してるんだなぁと思ってみたり。
専門学校が始まったから、しんごは朝が早い。 電車で一時間以上かかるから、6時半には電車の中だ。 そしてその退屈な時間に、まずおはようメールを送ってくるものだから、寝こけてて気がつかないこともあれば、起こされる時もある。 そうやって、一体どれくらいの人間に朝メール送ってんだろうな、こいつは…と呆れつつも返信してるあたし(笑) まったくもってしんごは携帯依存症だと思う。 件数がそんなに多いとは思わないけれど、新しい環境で落ちつかないのか、休憩時間や空き時間にぽつぽつメールが届く。 本当にどうでもいいような、そんな内容。
新しい学校は職種が職種なだけに、年上の人が多いらしい。 友達できたぁ? って聞いてみたら、話はするけどまだよくわからん人ばっかとのこと。 そりゃまぁそうだろうなと思う。
今日はついに遅刻したらしい。 電車に乗ってて、睡眠タイムwなんてほざいてるから「起きられるのか?」とからかったら、40分後に「寝過ごした!シャレにらねぇっ」なんてかなり焦ったメールが届く(笑)
そんなくだらない日常をただ交換してる。 そうすることにどんな意味があるのか、 意味なんて何もない。 ただ、楽しいだけ。 自分以外の誰かの時間を共有することで、退屈から逃れてる。 そしてしんごは、誰かに自分の時間を送ることで、何かを保っているんだろう。
とっても無駄な時間。 だけどとっても楽しい時間。
私たちは、お互いが娯楽の一部なんだろう。
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