遠のく意識
今までに経験した事がないような絶頂感。
人間、こんなにも気持ち良くなれるものなんだ…なんて
大袈裟だけど、そんな事まで思っちゃう。
頭の中が真っ白になって
気を失うんじゃないかと思うほどの
深くて大きな波にのまれていく。
私は、上体を倒したまま
修輔にしがみつく。
修輔は、私がイッた事に気づいたのか
体位を変えた。
そのまま上下逆になって
脚を大きく開かれ、少し持ち上げられた形で繋がる。
少し引いていた波が
また蘇ってくる…。
ゆっくりだった修輔の動きが激しくなって
私の中の奥深い所を刺激する。
私は腰が引けてしまいそうになるので
修輔の首にしがみつく。
また、イッちゃう…。
遠くなる意識の中で
『いくよ…。』
という、修輔の声が小さく聞こえ
修輔の動きが止まった…。
2003年09月14日(日)
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