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■ 空に咲いた花
急な電話で。 呼び出され。 迎えに行く。 どうせ。 やることなんて無い。
一週間ぶりに会った。 むしろ。 土日だけしか会ってない。 もちろん。 仕事があるから。
なぜだろう。 口ではアレだけ言ってるのに。 うまくこなしているのは。
エロげー買ってもらった・・・ いや。 月々1000円払うって事で 交渉成立した。
オレが先に飯食っちゃったから。 一緒に食べることはできなかった。 だけど。 今度は、行こうと。 もちっと早く連絡くれたら。 いけると思うのだ。
道路は渋滞。 何かあるのかと思ってたら。 どうやら、祭りらしい。 そういや、そんな季節だ。
あいつらの家についた頃。 「ドーン」って。 空に花が咲きました。 赤、青、緑、黄色。 いろんな色で咲いてました。 あいつらは、見に行こうって。 誘ってくれたけど。 オレは、断った。 ヒトリに。 なりたかった。
あいつらを家まで送って。 自分の家に帰る間中ずっと。 「ドーン」って音は。 鳴り響いていた。
次第にスピードは上がっていく。 何かから逃げるように。 信号など無かったかのように。 ノンストップで。
あの音を聞くたびに思い出す。 とてもとても。 ちっちゃい事。 でも。 とてもとても。 でっかい事。
今、思い出されるのが。 忘れていない証拠。
オレは、嫌いです。 咲き乱れた後の。 あの瞬間が。
2002年07月20日(土)
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