つれづれ日記。
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2012年03月26日(月) 白花(シラハナ)への手紙(仮).47

「おはようございます」
身支度を整えて広間に出る。そこには朝食の準備をするユータスのお母さんがいた。
「おはよう。昨日は眠れたかしら?」
話しかけながらも料理を作る手はとめない。このあたりはどこの国でも同じなんだなとなんだか感心してしまう。おかげさまでよく休めましたと伝えると、それは良かったと微笑まれた。
「主人は仕事で出かけているの。ばたばたしちゃってごめんなさいね」
「そんな。わたしも無理言って泊めてもらってありがとうございます」
恐縮しながら伝えると困った時はお互い様よと微笑まれる。昨日も思ったけどなんだか感じのいいお母さんだな。
「なにかお手伝いできることありますか?」
一宿一飯の恩義。声をかけるとじゃあ子ども達を起こしてもらえるかしらと頼まれた。

昨日は大変だったなあ。
あらためてティル.ナ.ノーグでの一日を思いかえしてみる。港についておじいちゃんに街を案内してもらって。途中で洋菓子店にお邪魔して。ああ、そういえば焼き菓子を買っていたんだった。本当はおばさん夫婦にお土産のつもりだったんだけど不在だったしこちらに食べてもらわなきゃ。






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