つれづれ日記。
つれづれ日記。

2003年11月03日(月) そっか。今日は……。

今日は11月3日。文化の日。巷では三連休だったんですねー。

すっかり忘れてました。だって社会人だし♪

……社会人って……ふぅ。

ちなみに、同じ社会人であるお母さんや弟は普通に三連休です。仕事で出かけたのは私とお父さんだけ。

……社会人って……。

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SkyHigh,FlyHigh!

Part,8−3

「……彼は気づいていたのよ」
「何に?」
「アタシが今までリネドラルドにいたのはね、『たまにはリネドラルドにいる叔母(おば)様のところへ元気な姿を見せておあげなさい』ってお父様とお母様がすすめてくれたから。でも、本当は別の理由があったの」
「理由……」
「アタシね、小さい頃からずっとリューザに育てられてきたの。お父様とお母様は公務があって忙しいから……って。だから二人に会うのも月に数えるほどしかなかった。それでも彼の言うようにたくさん勉強したわ。礼儀作法だって覚えたし。少しでもお父様達に褒めてもらいたかったから……」
「…………」
「でもダメだった。お父様とお母様っていつもケンカばかりしているの。薄々感じてはいたけどね。アタシが14になってからはひどくなったわ。原因は何かわからないけど……」
「……シェリア、もういいよ」
 まりいは、いたたまれなくなって口を開いた。でも彼女は話をやめなかった。
「……なにが『たまには』よ。人がいい叔母(おば)様につけこんでアタシを厄介払いしているだけじゃない」
「もういいよ!」
 まりいは再び口を開いた。さっきより幾分語気が荒い。
 無理もない。まりいはつらかったのだ。言葉を紡ぐたびに悲しげな表情をするシェリア――友達を見続けることが。
  






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