ぴょんきち活きる、生きる道
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お客さんの横で、契約カードを作成していると、 ほとんど決まって言われることがある。
「あら〜、よく左で器用に書くわね〜」
そして、 「親御さんは、直したりしなかったの?」 「左利きって器用なのよね」 と続く。
私は、箸も、鉛筆も、包丁も、すべて「左」だ。
小学生の時、担任の先生から書き方鉛筆を渡され、 右利きに直すように指導された。 5年生の時の夏休みの宿題に、 あいうえおを右手で書きなぞるプリントを30枚も 出された。
よく親や先生に質問した。 「なんで右利きに直さないといけないの?」って。
「みんな右利きだからだよ」 そう言われても、ちっとも納得できなかった。
というわけで、 渡された書き方鉛筆をほっぽりなげ、 出された宿題は全く手をつけず、 ぴょんきち右利き矯正作戦は失敗に終わった。
左利きだからって得したなぁってこともないけど、 左利きだから不便だって思ったことも特にない。
でも、社会が、右利きに便利なように考えて作られてる ってことを、左利きゆえに気づきやすいこともある。
例えば・・・ 自動改札口も、自動販売機のお金を入れるところも 右についている。 センター試験の数学の問題は、左に問題が書いてあり、 右に計算スペースが空けてある。
私は普通に左手をクロスすることで、それらに対応している。
「左利きは器用」ってのは、私には当てはまらないと思う。 箸は左だけど、書くのは右に直された人がいるならば、 それは間違いなく器用だと思うが、私はすべて左だから、 器用な根拠がなかったりする(^^;) っていうか、てんで不器用。。
と、なんでツラツラ書いているのかというと・・ 右利きの人から見て、そんなに左利きは不思議なものなのかなぁと たまに???と思ってしまうからなのであった。
だって私には右利きの人がごく自然なんだもんさぁー。
でも、左利きで珍しくてお客さんに名前を覚えられたりするから、 お徳なのかもしれないなぁ〜。 ニヤリ(^へ^)
ぴょんきち
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