Mother (介護日記)
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2003年09月23日(火) 晴天の墓参

気持ちの良い秋晴れとなった。


持ち物は、印鑑証明書・戸籍抄本・実印、
それに、お供物のアサヒ本生135ml缶、フルーツみつ豆缶、梨、
お線香セット(線香・ロウソク・マッチがケースに入っている)。
お花と日本酒は、霊園の中で買うことになった。


8時に出発。

叔母を迎えに行き、霊園到着が10時20分。

メインの駐車場で義兄夫婦と待ち合わせ。
さすがにお彼岸のお中日とあって、たくさんの車。

5分も経たぬうちに合流。



霊園では、お彼岸の期間中に限り、駐車場に味噌おでんやフランクフルトなどのお店が出ている。
母は、ここの味噌おでんと、ジャガバターが大好きだった。
(注:ジャガバターは、かわをむいたジャガイモにホットケーキの元をつけて油で揚げたもの)

そのことに気付いた絹江が、
「そうだ!おばあちゃんにじゃがいも買って持って行ってあげよう♪」と言い出し、
さっそくテントに向かい、ジャガバターを買ったのだが、
なぜか、その数は人数分あって、笑った。

母にとっては、いつしか父の墓参りよりも、これらを食べることの方がメインになっていた。
父の没後30年ともなれば、そのくらいの気持ちで良いのだろう。

そう言えば墓参の時、母のバッグの中には毎回、飴玉が入っていたし、
絹江にもちょっとしたお菓子を用意してくれてあって、
ちょっとした遠足気分であったに違いない。
私たちは去年まで、墓参以外に母をどこかに遠くに連れて行ってあげるということが
ほとんどなかったからだ。

母は、霊園が近くなると必ず「今日は、じゃがいも売ってるかな?」と聞くのだった。
それは、何度か、お彼岸の時期をずらして墓参に行ったことがあって、
ジャガバターが食べられないという苦い経験があるからだった(^_^;)

今日は、6個のジャガバターが一旦墓前に供えられ、1分後にはみんなの口に入った(笑)
母の目の前で自分達だけ食べていることが、ちょっとだけ後ろめたかった。

母は、きっと、
「あら、私の分はないの?」と言い、
「今、食べたばっかりじゃん」と私たちに諌められ、
「あら、そうだったっけ? 腹ん中入ったらす〜ぐ忘れちゃう」と言って大声で笑ったことだろう。



近くの水道からたくさんの水を汲んで来た。
花筒をゆすぎ、買って来たばかりの生花を活け、
両脇に植えられた草花に水をやり、墓石に水をかける。
墓石が傷むことから辞めるように言われていることだが、
父の遺言に従って毎回、日本酒を掛ける。


そして、持参した缶詰や果物を供え、線香をあげた。


線香は毎回、霊園内で買っていたので気付かなかったのだが、
持参した“お線香セット”に入っているのは家庭の仏壇用であり、
細くて短く、燃えるのが速いということがわかった。
また、短い分、香炉に供える時にヤケドの危険も大きくなると思われる。

葬儀の後、お寺さんから戴いたお線香が、確か長いものであった。
そうか、あれが墓参用になるのか・・・
次回、あれを持って行くことにしよう。



今回の墓参では、墓所の権利譲渡の手続きをすることになっていた。
必要な書類は、義兄・私ともに揃っており、無事に終了した。



時計を見るとちょうど12時。
レストランは混雑しているようなので、簡易食堂にて昼食。



食べたばかりで、やや混んだ道路をのんびり走っていると眠くなる、眠くなる。

私は後ろの席で叔母と話をして眠気をごまかしていたが、助手席の絹江は爆睡モード、
運転席のバックミラーでレフティーを見れば、今にも閉じそうなまぶた。
危険なので、何度か停車して30分でも寝たらどうかと勧めたが、
アニメソングなどを歌いながら、なんとか叔母を送り届けた。

その後、通り道のスーパーにて買い物をして帰宅。
往復5時間の運転に、さすがにレフティーもグッタリ。 現在も爆睡中。


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