Mother (介護日記)
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四十九日の法要は梅雨入り前に済ませたが、 カレンダー上はまだだったので、今まで大きなカゴ入りのお供物が飾ってあった。
先週で7週目が終わったので、お供物の缶詰を取り出し、 その入れ物と借りていた仏具(三具足)を返却するために葬儀屋さんに来てもらった。
この後、白木の位牌から黒檀の本位牌への入魂の儀式をお寺でしてもらえば、 一段落となるのだろう。
このところの私は、お友達と遊び歩いてばかりで、 仏様にキチンとお勤めしていたかと聞かれると反省せざるを得ないが、 母の死をキッカケに、 それまではただ位牌を置いていただけの父に対しても気付くことができた。
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今日は、近所に住んでる元同僚とランチをした。
以前信用金庫に勤めていた人で、うちの銀行の窓口のパートに来ていた。
同じ職場になるまで、こんな近所に住んでいるとは知らなかった。
おっとりした女性的な魅力があるのに、気取らずにサバサバしている人。
先日、久し振りに会いたくなってメールを送った。
「また仕事に復帰することになった」と。
「お母さんは(ひとりで)大丈夫なんですか?」
実は、母が亡くなったことを知らせていなかった。
母をひとりで置いて外出することはできなかったと知っているのだから、 不思議に思うのは仕方がない。
GWの初日だったのであまり広く知らせなかったのだ、と言い訳?をした。
結局、母の仏前に頂き物をすることとなってしまった・・・
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