「ありゅちゃん、これ、美味しい♪」 と言う声で振り向くと、母がうれしそうに笑って何かを食べていた。その母の姿が幻影だとわかっているらしくて、夢の中の私は大泣きをしていた。あぁ、母はそんな人だったよ・・・何でも美味しいって言って喜んで食べていたものだよ・・・