Mother (介護日記)
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2003年01月26日(日) 夜のご飯は?

0時を過ぎたばかりの夜中、寝ようとした絹江がトイレに立った時、
「夜のご飯は、まだだったね?」 と言う母の声がした。

「もう食べたでしょう? ヾ( ̄。 ̄;)」 と絹江が答える。

私が見に行くと、既に寝たはずの母が照明をつけてベッドに座っていた。

「私は、夜ご飯、まだだっけね?」

「今日は、お刺身だったよね? サンマの丸干しも食べたよね?」

「そうだっけっか・・・」

仕方がないので、ゴミ箱から刺身の入っていたスチロールの器と、
お隣にいただいたサンマの丸干しの残りを持って行って見せた。

「あぁそうか・・・なんだかわからなくなっちゃった」


普通の人なら、時間的に考えて夜中まで何も食べてないわけがないと思うのだが。

ご飯が少なめだったか?とも考えたが、
今日はその、母の大好きな刺身がメインであって、
レフティーが自分の分まで「食べていいよ」と言ってくれたので、
相応の量は食べているのだが・・・

体重は相変わらず少しづつ減少しているものの、食欲はあり、
食べられる量も、一時に比べて回復している。



 * * * * *



今朝は、
ベッドの上で腕を伸ばし、パジャマとシャツの袖がずり落ちて腕があらわになったのを見て、

「ねぇ、こんなにシワシワ・・・もう死んじゃうんだろうか?」と言った。

減少し続ける体重は、測定時に目盛りを隠すことでごまかして来ているが、
体のあちこちには急激な痩せ方ゆえにシワができてしまって、
さすがにこれをごまかすことはできないので、トイレに行くように促して話しをそらした。

下着は、買い換え分はMにサイズを落としているものの、
腕があわらになるくらいなので、着ていたシャツはおそらくLであったのだろう。
無用な心配をしなくて済むように、すべての下着をMサイズに買い替えた方が良いだろう。

ズボンも同様で、
母は痩せ型にしては下腹のひどく出ている体型であったので、
これまではLLサイズを履いていたが、それも最近はゴムで調整している。
おむつを履き、ももしきを重ねているので、かろうじてごまかしてはいるが・・・

お風呂に鏡がついていなくて、むしろ良かったかも知れない。


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