Mother (介護日記)
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昨日、電話があり、 今日、叔母と従兄弟が母の様子を見に来てくれることになった。
二人の叔母は、私の父の妹にあたる。 隣の市に住んでいるが、 高齢の叔母達にとっては、バスと電車を乗り継いで来るには足腰も弱っているので 今回は従兄弟が休暇を返上して、運転手役を受けてくれたのだ。
従兄弟は私の二つ上。 真っ白な、超カッコいいスポーツタイプの車でやって来た(@_@;) 車には詳しくない私が見ても、 充分に手を加え、お金をかけたのだろうと推測できる。
ホイールが大きくて、タイヤが薄い。 両側に2本出ているマフラーにはカバーみたいなものがかかっていて? いや、元から太いマフラーなのか? 円筒の淵にはなにやら英文字がぐるりと入っていた。
見たこともない車に目を丸くして、なんという車なのか聞いたが、 ごめんなさい、忘れてしまいました(^^ゞ 確か、頭文字がCで始まるような名前だったと思うんだけどな(^_^;)
何も聞いていなかった母は、叔母達の突然の訪問に驚き、とても喜んだ。
母にはお見舞い金を、絹江にお年玉までいただいてしまった。m(_ _)m ほかに、リンゴやみかん、里芋の煮物、 花粉症の時期だからと、柔らかい高級ティッシュペーパーをダンボール1箱もいただいた。
自宅介護が始まってから、親戚と頻繁に会うようになった。
私としては、母が訪問者が誰であるのかをきちんと認識できるうちに、 たくさんの人に会わせてあげたいと思う。
これまでは義姉と月に一度程度、電話で話していたが、 叔父の家でも従姉妹の家でも介護をしているとのことで、 連絡を取り合うようになった。
そこで「酸素吸入をしている」などと聞けば、一般の人であれば、 重篤な状況を思い浮かべてしまうので、心配して様子を見に来てくれるのだが 実際には、訪問者があると母もハイテンションとなり、会話も弾み、 タンを吐き続けることなく、セキひとつも出さないので、 心配して駆けつけてくれた人は、 “なぁんだ、元気じゃん”と拍子抜けしてしまっていることであろう。
連絡を取り合うにしても、 いろいろと心配をかけてお見舞いを戴いたり来てもらったりでは、 病状報告の仕方も考え直さなくてはならないだろうな、と少し反省(^_^;)
何のおもてなしもできず、お茶の一杯だけで申し訳なかったが、 およそ1時間、いろいろな話をして盛り上がった。
もちろん、母を入れて4人での写真も撮らせてもらった。 これで母は、昼寝の後でも、今日のことをまた思い出すことができる。
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