Mother (介護日記)
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2001年08月07日(火)    突然の・・・

木曜あたり、退院できるらしい。

私はどうすればいいのだろう・・・


* * * * * *

昨日、兄夫婦が面会に来たことから、
隣の街に住む叔母(父の妹)の耳にも、母の入院の話しが伝わった。

昼休みに、家にいる絹江に電話をしたところ、
「叔母さんから電話が来て、入院してるって聞いたから、
 事情を聞きに、銀行に行くって言っていたよ」 とのこと。

2時半頃、叔母はやってきて、ロビーのソファでしばらく話した。

親戚中を「鶴の一声」で仕切ってきた叔母も80歳を越え、
足も弱り、白内障の手術をしてからも目がよく見えないのだという。
今までなら、即日に病院に駆けつけるような人であるが
やはり、夏の暑さや曇りがちな日のだるさに、
病院までの距離はちょっと遠いらしい。
「そのうちに行ってみる」と言っていたけど、
今日の面会で担当医が言うには、今週にも退院するかもしれない・・・

もともと小柄な叔母は一層、小さくなったような気がする。
長い時間が過ぎたのを、改めて感じた。

写真の父は54歳のまま時を止めているので、長男なのに今でも一番若い(違)

考えて見たら、兄は、まさに今、父の歳になったのだ。

そうかぁ、そうだ、あんな感じだったぁ。へぇ・・・確かに似てるな(爆)
まぁ、お兄ちゃんの方が、若く見えるかなぁ。やさしい雰囲気。
父は、落ちついていて真面目な硬派だったかなぁ。

なんか、話しが反れた。

* * * * * *

私は、急な退院の話しに、素直に喜べないでいた。

毎日の面会がなくなることは、とても楽になる。
だけど、落ちつきたい家に今度は母が毎日いて、いろんな問題を起こすのだろう。

引越しの準備はちっともはかどっていない。

仕事はどうしよう。
私はもう、辞めなくてはいけないことばかり考えていて、レフティーともめた。

『おまえの為には働いていた方がいいと思って』
『近所に迷惑がかかるといけないから』
『少しぐらいは仕方ないと割り切れよ』

退院後は夏休みだから絹江もいるし、
私の仕事の日にできるだけレフティーが休んで、
母がこの家の生活に慣れるまでしばらく様子を見てみる。
それでもどうしても心配なことが出てきたら、仕事を辞めればいい・・・

未来はまったく予想できない。
予想したところで、悲観的になり疲れるだけだ。
まぁいい。
その時その時に対処していくしかない。


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