Mother (介護日記)
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2001年08月06日(月)    兄夫婦の面会

一人っ子であると書いたはずの私に「兄夫婦」とは、疑問に持たれるだろうけど
私には父が同じで母親が違う「義理の兄」がいる。
一緒に住んだことがないのと、年齢差が15あるので、兄妹と言うのも照れくさい。
1時間ぐらいの距離に居ながら、年に1.2度しか会わないけど、
関係は決して悪いものではない。

今回の母の入院に関して、昨日初めて電話で報告した。
それで、今日早速飛んできてくれたのだった。

「もっと早くに教えてくれたら良かったのに」と言われたものの、
実際、これほど長くかかるとは思っていなかったし、
兄にとっては「義理の母だから」という私の遠慮もあった。

でも、母も入院が長くなり、単調な毎日を過ごしているので、
もし時間があったら、顔を見せてもらえたら・・・と思って連絡した。

私がいつも通りに5時過ぎに病室に付くと、兄夫婦が来ていてビックリした。
今日来てくれるとは・・・
和菓子を持ってきてくれた。
母もとても喜んでいる様子だった。

3時半に来たというので、兄夫婦の負担を考え、送りながらロビーで少し話した。

母は、兄夫婦を見るなり、
「あら、どうしたの? 誰か入院しているの?」と言ったそうで、
相変わらずさすがである。 母が芸人だったら、かなりイケたはずだと思った。

兄夫婦はそんな母を見て、
「なんだぁ、元気じゃん、会話もちゃんとできるし」と笑った。
ま、まぁねぇ。 ときどき変だけど、前からだからねぇ。

途中、先生の回診があったそうで、
「右の肺がまだザワザワしているって言ってたよ。明日また検査をするらしい」と。

30分程話して、帰って行った。
姉はこの夏、暑さで体調が今ひとつなんだそうだけど、
それでもこうして来てくれたことはとてもありがたい。
兄も、仕事を午前で早退して来てくれたのだと言う。

腹違いとは言え、兄・姉と呼べる人が私にはいたのだった・・・


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