おのでらさんにあいにいってきました。
たぶんスクリーンであえるのはもうさいご。 そう思って気合い入れて見にいきました。
これで両手に少し足りないくらいの回数を見たことになり 始まったころは ぐちゃぐちゃと感想を書いたりしてたけど なんだかんだ言いつつ
毎回きちんと ドキドキして ワクワクして(という表現は合わないかもしれないけど)
そして毎回きっちり はかったように涙がこぼれて
れいこの大雑把な縫い目に始まり 「ちょっちょっ」って、 ゆうきさんにヘルメットを持たせるところとか 「その心があるあるある」って 総理の声がホールに響くところとか 博士が右ストレートおよび頭突きをくらわしたPCに しっかり「ハイキ」って張り紙がされてるところとか 使用されてる車のナンバーが偶然なのかなんなのか つよちのお誕生日になってるところとか
そんなワタクシ的チェックポイントがくるたびに 確認よーし! みたいな
いやチェックポイントはもっともっともっとあるんですけど 全部を書き出すと長くなるので省略しますが
あのSサックスの音色にムネが高鳴って ホッペにキンキンって泥つけたれいこがかわいらしくて そしてもちろん おのでらさんに釘付けで
なんだか毎回 まんまとこのエンターテイメントに はまりこんじゃってるって感じで。
って、えらいことヒネてますが ものすごいほめているんですワタクシ的にこれ。
そんなこんなで、 とにかくデカいところでは見納めとなる今回 きっちり悔いなく見届けるべく かなり前めのド真ん中! と、意気込んで席を指定。 しかしあいにく先客が。
ホントは列を独り占めして見たかったけど その前列となるとスクリーンほぼ垂直状態でキツイらしいので 先客さん(女性2人)と同じ列で席を1個開けて座ることに。
座ってみるとコレが今までで1番くらいのベスポジで 少し深めに腰掛けるとスクリーンが覆い被さるようになって まるで映像を浴びてるような感覚で もうコレで思う存分おのでらさんにどっぷり浸って ちんぼつライフに一応の区切りをつけられると そう思って緊張しながらもウキウキと予告を見ていた時が ワタクシにとって束の間のシアワセになるとは この時はまだ予想だにしなかったわけで。
場内暗転。映画開始。 まずは苦しそうなおのでらさん登場。 Sのワタクシには初っぱなからタマラン見どころ。
と、ここで時間を遡って 予告間際のことなんですが。 先客さんは、ポップコーンとジュースを抱えてドヤドヤと席につく。 このドヤドヤ具合がちょっと気になったけど、 でも最終日のこの時間にこの席で見るってことは ほんとにこの映画がスキで見に来ている人だろうと そう思ってました。
予告の間ずっとポップコーンばりばり
ま、本編が始まれば
と、思ってました。
しかし本編始まってもずっとバリバリ
ま、うるさいシーンだし
と、思ってました。
しかししかし静かな場面でも変わらずバリバリ ぽっぷなコーンたちがカップにカラコロと当たって それをカサカサっと引き寄せてクチに運び カフカフと噛む音まで耳にはいってくる状態で ジュースを飲む時もまたご丁寧に一回一回 氷の入ったカップをジャカジャカっと豪快にシェイク
ま、ニンゲンどんな時もハラはヘルさ それにこれだけひっきりなしに食べていれば すぐに無くなるだろう。そしたら落ち着くだろう。
と、思ったのに
今度はカバンからなんか違うオヤツ取り出して がさがさがさっばりばりっぼりぼりっ ジャカジャカジャカっのエンドレス
むき
っとキたけど、 場内飲食禁止ではないのでがまんする。 それに加えて なんか後ろの方に座ってる人が トイレなのかなんなのか 上映開始から何度も何度も 出たり入ったりを繰り返していて それも視界の端っこに入ってきて気になるところだけど 生理現象仕方なしと心を静める。
そんなことより画面に集中! なんたってさいごなのよ!
気合い入れ直して なんとかチェックポイントをクリア。 そしてあのテントのシーンへ・・・
ぺきっぺきっぺきっ☆
へ?なに?なんなのこの静まりかえった場内に響き渡るヘンな音は?
なんと 先客の一人が指の関節を鳴らし始めたのです。 たぶんそのあと 首のあたりもゴキゴキっとやりそうなイキオイです。
いったい誰と戦う気マンマンなんじゃウラー!
って感じで この時ばかりはさすがに キッ と睨んでしまいました。
大事な大事なシーンです。超重要チェックポイントです。 確かにちょっと照れるところではあります。 そしてそんなところを重要視するのは つよちファンであるワタクシの欲望妄想モロ出しみたいで それもちょっと照れるところではあります。
だがしかしワタクシには 他人様の10本分の関節の音を聞いている余裕なんか カケラもありゃーしないんじゃーうおー!
そんな熱意(サッキ?)が伝わったのか 先客は片手だけ鳴らすにとどまってくれました。
そしてヘリコプターのシーンへ。 れいこをしっかりと抱きしめる優しい手、優しい眼差し・・・
え?なに?なんなのワタクシの前を遮るヒトカゲは?
なななんとこの超ド級の重要シーンに 一人のおっさんがフラフラと乱入。 そのおっさんは時間を間違えたのか 他の映画と勘違いして入ってきたのか なんかちょっとブツクサ言いながら スクリーンをがっつり横切って(しかも往復) そしてそのまま出て行きました。
あぜん。
いやいやいやいやイカンイカン あっけにとられている場合ではない とにかくなんとか れいこのホッペの泥を拭いてあげるところは見届けた あとはもう おのでらさんの戦いに集中よー!!!!!!
いつもなら もうすでに涙腺崩壊しているときなのに なんだかいろいろありすぎてジワーどまり。
でもさすがに つばめが戻ってきて おのでらさんの居た場所にちゃぶ台が置いてあって 青い海が拡がって くぼたさんの歌が おのでらさんの想いが流れてきて 涙がぽろってぽろぽろってキた まさにその時
先客がぐちゃぐちゃ喋りだしちゃったよーうわーん
スタッフロールが全て流れ終わるまでが映画です。 ちんぼつ製作委員会 みたいな文字が左端に出るまでが映画なんです。
だからまだ終わっちゃいねーんだっちゅーのー(怒りのあまり古い表現) なのになんで くぼたさんの歌声に負けじと声を張り上げて喋るんでしょうか。 語りたいなら外に出て思う存分やってください。 ちゅーか、出てけー!!!!!!!!!!!!
と、のど元まで出かかったのですが ここで怒ると自分がダイナシだと後味悪すぎると 怒ってる間に歌が終わっちゃいそうでそんなん本末転倒だと そう思って右耳をがっちりふさいでこらえました。 なんかもう違う意味で泣けてきました。
もうサッキも失せたワタクシを尻目に 先客はくぼたさんの歌の間中きっちり喋ってそして出て行きました。
ぼうぜん。
ふらふらと外に出ました。
いままで見てきた中で これほどまでに色んなコトが気になった回はありませんでした。 それはワタクシが気にしすぎなんでしようか それとも今までナニも気にせずに見られたことが奇跡だったのでしょうか。
これでワタクシのちんぼつライフは一区切りです。 とりあえず、おのでらさんを浴びるように鑑賞できた。 それで充分です。もうキリがないし。
そう自分に言い聞かせるように帰宅。
いいとも見て元気もらって さっくり次にテイクオフだ! メニュー画面すいっちらオン!
録画時間4分。
ん?4分って?
ちょっとひっかかりつつも再生開始。 あらあら大丈夫なのかなノド痛そう でもなんだかとっても、せくすぃーぼいす♪
と、声枯れジャンクションを堪能して さぁ!いよいよ本編!
のオヒルの時報直前で再生終了。
何度再生しても、あるた前が一瞬映って終了。
やっちまいました。 録画終了時間の設定を誤った模様。
ジャンクションを録り逃すことはあれど ジャンクションのみ録画って。
えーと。
まだちんぼつ上映しているところってドコでしたっけ?
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