えーと。 前日分はなんていうか どう取り繕っても全く映画を褒めてませんねハハハ。
先にあやまっておきますが最近のワタクシは 「つよちじゃなかったら見ねー」という傾向にありまして いまやそれに拍車がかかりすぎて自分でも悩んでいるというか 我ながら損してるなーと感づいてはいるんですけれど
ヒトは千差万別、十人十色。肌に合う合わないモノが必ずある
という以前の問題として もともとワタクシにはセンスがないというかクジ運悪いというか 思いつきで見てみたものはワタクシにとってハズレばかりでして 題名に惹かれて見てみた自主製作映画の薄ら寒さに吐き気がしたり ヒョイと買ってみた小説の後味悪さに3日間ほどウツウツしたり たまたま頂いた招待券で見た映画はコテコテの軍隊モノで おとこクサーが苦手なワタクシにとっては拷問のような2時間だったり そんなこんなのコトゴトクがすっかりトラウマとなり もちろんイイ作品にもたくさん出会えてココロの糧として持ってますけど よほどのことがない限り映画はテレビで、小説ではなく実話ものをと 冒険を捨て常に安全パイでテッパンしか踏まない安定保身の 自他共に認める負けの人生を歩んできておりまして
そんな感じなので この役者ありきの鑑賞姿勢をどうぞナマあたたかい目でみて頂きたいなと そんなん踏まえてこのぐだぐだ感想を読んで頂きたいなと思うところでありまして
まだ前置き(言い訳?)続きますが ハズレ続きのワタクシは何事もゆがんだ角度から入るのが常になり
いろんな映画とかドラマとか舞台とかの宣伝で 監督、演者、スタッフが いいモノができました とハレバレと言っているのを見たりするともう速攻萎えるわけでして
こんかいこの映画を試写で見た直後は 裏設定とか何も知らずに見たせいもあり 正直、なんだかなーという感想しか浮かばず もうこれからは大々的な宣伝はしないでほしい くらいまで思ってしまったりしてました。
でもですね 今回は、ちょっと事情が違いまして それは自分がえきすとらとして この映画に 百万分の一にも満たないくらいですけど ほんの少しでも携わったという思いがありまして。
ものすごかったんですよ。 そのパワー、情熱、ひたむきさ。 本編では瞬きしているうちに過ぎちゃうようなシーンの撮影だったけど そのヒトコマさえも そこにいる全員が全身全霊傾けないと成しえないもので。 映画を作るというのは本当に大変なことなんだと実感しました。
だから関わったヒトみんなが 是非みてくれ と言うのはすごくよくわかりました。
自己満足とか身内びいきとかそう言われればオシマイですが とにかく見てくれハナシはそれからだ オレはまだなにも始まっちゃいねーぜ!(意味不明)みたいな そういう熱いモノが自分の中にもあったんだと思い出すことができまして 思い切ってえきすとらに参加してホントよかったと思いました。 この映画に出会えたことに感謝です。
だから だからこそ
もちょっとここら辺をどうにかこうしてこうだったら って、 注文も多くなりがちなんですけどもね。
というわけで、長い長い前置きを経て今回の感想まとめ。
おのでらさんの やさしいまなざし れいこを包むあたたかい手 なみだをおしころしてこたえる声 さいごのたたかい
かっこよかったホントよかった。 役者ありきの鑑賞作品としてはピカイチでした。
って、なんじゃそりゃー
ですね。 ほんと申し訳ない。
えー。 もう最後のゴタクにいたしますが
ちんぼつからまぬがれた日本を見て何を思うか。
こんなにも残された守られたんだものがんばれるいきていける いやいや残ったはいいけどタイヘンだわコリャこれからどうすんべ
物語はいつもハッピーエンドでいてほしいワタクシには 二人の選んだ結末はとてもカナシクのしかかり いのちにかえて残された日本を希望を しっかり受け止められる強さも器も ミジンコほどしか持ちあわせておりませんが どうすんべと嘆きつつも それでもたくましくいきていこうとそう思いました。
おのでらさんは深い深い海の底から見守ってくれているのでしょうか。
そんなせつない余韻をムネに 原作の第2部ではおのでらさんに奇跡が起こっているらしい との情報にえらいことキタイしたりなんかしつつ
また映画館に会いにいこうと思っております。
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