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ぽやつよ。
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2005年11月14日(月)
いちにちめ


こちゅじゃんラブなA&Bと、ちょなんラブなワタクシ3人が
またまた行ってきましたカンコクへ。

前回はえらいこと寒かったから今度行くなら春か秋がいいやねぇ♪

てな事がワタクシ達の合い言葉になってはいましたが
それは来年の話♪なんて思っていたのはワタクシただ一人だったようで

「アンタの引越が済んだら速攻」

というAの号令のもと、とっとと話は進んで行き

熱意はアルがカネはナイ。という3人が選んだ超格安ツアーは
ホテルを選ぶ権利などヒトカケラもなく旅行会社の言うなりで
そのホテルも早くて出発1週間前じゃないと判明しないなんていう
デンジャラスなオプション付きで

今思えばここからもう既にこの旅の伝説化は始まっていたワケですが

AB怒濤のイキオイでネットから集めてくれたクチコミ情報をもとに
あきらかに食べきれん数の「でもコレは絶対食べるぞリスト」とか
どう考えてもムリだろって感じの「でもココ絶対行きたいリスト」とか
3人がそれぞれにバンバン出し合いトントン折り合い付けて計画を練り

前回とは一味もふた味もチガうんだもんねワタシタチ☆

と、ハナイキ荒く出発したのでありまする。



〜1日目〜

今回は、こりあんえあー(だいかん航空)で行ったのだけど
実は3人が3人とも実際機体を目にするまで
「こりあんえあーってナニ?ドコの会社?」
とか思ってたウスラトンカチだったりなんかして

まぁ、それはさておき
お楽しみの機内食は
「カレーのようなシチューのようなモノがかけられたゴハン」

これがそのなんちゅーか味は良かったけれど
一緒に頼んだコーヒーもろとも「3年前から温めておきました!」
ってくらい熱意のこもった保温加減で思いっきり舌ヤケドで

そうだそうだそうだった。
カンコクはマチもヒトもとにかくパワフルであっつい国なんだ!

って思ったらなんかテンション上がってきて
仮眠するのも忘れてむやみにトイレに行ったりしてるうちに
定刻通りブジ到着。


ヒトビトはあっつい国だけど、体感温度はやっぱり寒い。
こちらの12月くらいの気温だろうか。
ワタシタチ含め3組がマイクロバスに乗り込み
えらいこと渋滞している中をビュンビュン走って
ドッカンドッカン揺られながらそれぞれのホテルへ。


直前まで不明だったホテルは
いわゆる観光地からちょっと離れた場所にあった。

でもホテルのHPがあって、それで事前に調べたところ
建物の中にはバーや日本料理屋などがあって施設が充実しているらしいし
また駅近なので移動は地下鉄がイイらしい。
ま、不便っちゃー不便だけど、それもまた旅の醍醐味☆
一回くらいはオサレしてホテルのバーで飲むのもイイかもね♪

などと考えていたワタシタチが甘かった。

まず外観が雑居ビル。
ホテルと思って探していたら気づかずにうっかり通り過ぎてしまいそう。

中へ入る。フロントは5階だ。
エレベーターを待つ間、ふと地下への階段を見つけ
「あ!ここがバーになってるのかな♪」
と浮かれ気分のワタシタチが言い終わらないうちに
「ココは絶対に行ってはイケマセン!」と添乗員さんにクギをさされた。
どうやらキャバい場所らしい。それはうちらは行けませんわな。

ちょっと不安になる3人に添乗員さんがたたみかける。
「夜はホテルから一歩も出てはイケマセン!」

観光街から離れると日本語も通じにくくなるし色んなヒトもいる。
万が一にも危ない目にあってはいかんので
ホテル近辺を観光地のノリでフラフラ出歩かない方が良いとのこと。

イケマセン!を連発されてそこはかとなく不穏な空気が漂うけれど
とにかく荷物を置いてすぐさま出かける。
ワタシタチには食べたい行きたいがてんこ盛りでションボリしているヒマはないのだ。


☆なっちぽっく

記念すべき1日目の晩餐はワタシタチ食べたい物リスト上位のなっちぽっく。
直訳するとタコの炒め物?これがもうえらいこと辛くて旨いらしい。

寒風吹きすさぶなか意気揚々とその店を目指す。
もうすっかり夜だけど街は明るい。銀杏並木がほんとうにキレイだ。

ガイドブックには載ってないけどネットでの下調べはバッチリ。
だいたい15分も歩けば着くだろう。
着くだろうに。
もう着いてもイイんじゃない?

気づいたら1時間以上街を彷徨っている。寒いし腹ペコまっくすだ。
もうなっちは諦めて目の前にある店にフラフラと行きそうになる。
もしマックとかあったら速攻入ってた。
でも幸か不幸かこの近辺はなぜか「はーげんだっつ」が幅をきかせていて
この寒いなか、しかも晩ご飯にアイスはナイだろうと思いとどまる。

こりゃ1日目から遭難してしまうと添乗員さんのケータイに助けを求めるが
自分たちの今居る場所をうまく説明できない。
「周りを歩いているヒトに聞いてみてください」
いきなりサジ投げられて途方にくれる。

そこへ若いOLさんらしきヒトが天使のごとく現れた。

ちょぎよ!

そこから先は「道を教えてください」とハングルで書かれた本と
店の地図を指さしココに行きたいと必死に説明。
でも全編無言のジェスチャーみたいな。
少しは事前にハングル覚えなくちゃという気持ちはあれどなかなかねコレがね。

するとOLさんスタスタと先導してお店まで連れて行ってくださった。
そこはワタシタチが探し回っていたところから結構離れた場所だった。
てか、すげー大きい道を隔てて真逆のところ。
それなのにOLさんワタシタチを店の前に送り届けるとにこやかに爽やかに
スッとまた反対に帰っていかれた。寒いのにスミマセン。もうホントありがとう。


やっとこゴハンだ!

注文すると店員さんは「ほんとに辛いけど大丈夫?」と心配そう。
けんちゃなよ!
すっかり元気まっくすなワタシタチ。

ちゃみする!に始まり
まずはフツーの辛さのタコとか野菜の辛味噌炒め物から頂く。
そこに「まんどぅー」というデカくてモチモチしたギョウザを入れる。
うまいうまい♪
めくちゅ!ビールも飲んじゃう。

お待ちかねのなっちぽっくは、
タコに絡めたタレが赤を通り越してレンガ色のようで見るからに辛そう。
一口目。火を噴く。でもウマイ。
からいウマイ!熱い!ハナでた!
店員さんとはんぐるにほんごゴチャ混ぜ単語でムリクリ会話する。
ニコニコと相づち打ってくれる。
美味しくて暖かくてほんと幸せだー。諦めなくてほんと良かったー。

お店にタクシーを呼んで頂いてホテルに戻る。
しあわせ酔っぱなワタシタチはテンション高く近所にあるコンビニで夜食調達。
おにぎりを手に取ると、店のおにーさんが日本語で
「それはボクでも辛いから、やめた方がいいです」と話しかけてきた。
「いやワタシタチいますっごい辛いの食べてきたから大丈夫大丈夫♪」と
おにーさんの心配をヨソに酔っぱテンションのまま買って帰る。

残念ながらあの懐かしのアンパンは無かったので
かすてらロールみたいなのも買う。もちろんビールも忘れずに。


ホテルに戻り宴会再び。
その前に改めて部屋を見回す。広いしベッドもちゃんと3つあるしセンヌキもある。
まぁ場所はアレでホテルとは名ばかりの雑居ビルでバーも無いけど住めば都だぁ。
1日目からいろいろあったけどブジに楽しく終了お疲れカンパーイ!

2日目もわくわくの予定がいっぱいだ。
出発直前に、つよちがカンコクのとある駅でロケやったらしいという情報を入手。
どうしてもその駅に行きたかったので一人で地下鉄に乗って散策することにした。
心配だから単独行動は午前中だけと2人から言い渡されたけど。

そんなこんな話しながら、おにぎりを頂く。
辛っ!!!!!くちびるがビリビリするくらい辛い。
なっちぽっくをバクバク食べていたAですら
一口でギブアップの辛さ。
忠告は素直に聞かねば。



つづく。

っていうか、まだまだつづいてしまいます。