世を忍ぶ仮の日記
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2008年06月22日(日) 君は雨の中クルクル踊れるか?

私が今回、勝手に東京のメインエベントにしていたのは、パティシェールしている友達がゴリ薦めしてくれているケーキ屋さんで、美味しいケーキを食べる事、です(言い切った)。
友達つーか、相方は、開店前に並んで、それでも入ってなければお店の中で「待ちます☆」て食べたいケーキがあるまで待つのがいいよ、と言ってくれていたのですが。

コンラッド東京の優雅な時間(&夜中の三時までのヲタ時間)も堪能したい訳でして。
もそもそと記憶に御座らぬ状態で朝食のコーナーに行きました。
美味しいイングリッシュブレックファーストを、少しだけ残しました。
いや、だって、これからケーキ屋行くんだもん(真顔)。
ケーキ食べるのに万全なお腹にするんだもん(超真顔)。
普段は、環境の所為で、しょっぱいものに対して甘いものに対する興味が10:5で甘いものが負けてはいるのですが、だからこそ、万全に食したい。
(この、私の甘いものに対する興味が薄いと感じてしまうのは、ケーキが好きすぎてパティシェールにまでなった歌の相方の尋常ならざるケーキ愛をずっと聞いているから「負けた…負けている…」と感じざるを得ない、という説もある)
雨にも負けず風にも負けずの勢いこんで、出陣です。
10時の開店にはぜんっっっっぜん間に合わなかったんだけど、まずは食べたい、無かったら追加時間まで待てばそれでいい、という気合いで行きましたが、雨の御陰なのかなんなのか、イートインオンリーのケーキが、2種類、2個ずつくらいありました←奇跡的。
当然のように2個頼む。
グレープフルーツとミントのムースとチョコレートとバナナのケーキを頼みました。


それぞれの机にケーキが置かれる。
「こちらイートインオンリーとなっている方からお食べ下さいませ」
温度管理を完璧にしているので、はやめに食べてほしいんですって。
「もう……迦陵頻伽のようだね…」
「外に出したら死んでしまう…」
食べる前からテンションおかしいですすいません。
デコレーションもすごく可愛いんだけど、

写真厳禁。

でも、あまりの麗しさに「そうだよね写真ダメだよね迦陵頻伽…!!」というテンションになっています。


そうして全員、一口入れた途端、絶句した。
私なんて頭バーンてなった。
え、今口の中で一体何が起こったの? 分かんない、美味しすぎて分かんない、美味しいっていうのももったいないけれども、なんと形容したら良いのか皆目見当も付かない、誰か、誰か助けてー!

全員パニック起こした状態で、それぞれのケーキを「ちょ、これ食べて…!! これ、食べて…!! お願いだから食べて!!!!」と皿を回します。
同じようにみんな訳分かんなくなっていたんだ。
兎に角、食べてくれとしかいいようが無かったんだ………。

「もう、今このケーキ作った人と雨の中クルクルまわりたい…」
「魔性のケーキ!!」
今までオレが食ってきたものをケーキとするならこれはおケーキさまさまだ!(まるしーあんてぃーく)
全く過言ではありません。
二つめの、チョコとバナナのケーキもこれまた……おま、とりあえず食べろ…食べてくれ…。
放心する美味さなんだ。
口に入れると皿からケーキが消えていくのが切なくて堪らなくなるんだ。
横で、柚ちゃんとCarasちゃんが踊り出したいってじたばたしてました。
私………本気で放心してました……。
美味すぎるんだよ……。
しかも、お店を出る頃に追加の品が数々入っていて、女の子な悲鳴をあげまくりました。
どれもこれも美味しそうなんだもの。美味しそうっていうか、美味しいって決まっているんだもの。
私達があまりにはしゃぎすぎているので、店員さんが「これが常連さんがよく食べられるケーキなんですよ」と教えてくれました。
ウホー! ピスターシュムースとか、食いてー!!!


満たされすぎたいい笑顔で、アンティークモール2階最奥へ行きました。
Nちゃんのお店にたどり着くまでに、水晶1個割れそうなどよんどな空気が漂っているのですが、それをかき分けていくと、美人ちゃんに会えますワーイ!
美味なものの後に着物美人(なヲタク)。
サイッコーじゃねぇのーオレの日曜。
Nちゃんただいま旦那がいるので遙かはトイレに籠もって(笑)説明書をガン読みしているだけの状態で、3章? Carasちゃんが4章? まで薦めているので、天秤がどうのーとか会話してました。
ヲタ語は共通語!
ものっそいこそこそと戦国無双の2は絶対やって下さいとかじゃあ柚ちゃんはモンハン会だねとかこそこそこそこそ話していました。
ミュのDVDが4枚、Nちゃんの元に行きました。


ノリで広島にあった朝顔の大きな柄の着物を羽織ったら
「あざとい」
と柚ちゃんとCarasちゃんに言われる。
「あ、あざとい!?」
「かぶきものっていうか、なんかねえ…あざといとしか言いようがない」
ひどーいと言いつつ悪のりして、片方の肩から着物を外して「万屋銀ちゃんでーす、合い言葉は、糖分だァァアア! オレのパフェェエエエエ!」とか言って遊んでしまいました。
グラさんの真似もしようとしたが、くぎみーは当たり前の話無理だった。
可愛い声なんて、出ないんだ、オレ。
よく考えたら、あの着物一回広島で羽織っていたんだけど、誰もあざといなんて言わなかったのにな……中身バレると途端にあざといだぜ。
「あざといって、誉め言葉だよ」
by柚ちゃん。
あれだよね、「キモいは誉め言葉」の新しいバージョンだよね…。
あたしがかぶいた格好していたら、みんな散々「あざとーいあざとーい」て罵るがいいよ!


遊んでいたら、スタイリストさんの手から、総薔薇柄の着物がお店へ帰ってきました。
ぼんやり、誰が似合うかなって話していたら、Carasちゃんが
「金髪クルクル美少年に、バスローブ代わりに羽織って貰いたい」
とずっと言い始め、竹宮恵子系か、萩尾望都系か、クルクルなら萩尾望都かなとかぼそぼそ言い合いました。
古典少女漫画が似合うと思うの(真顔)。
「いっそ、おにいに着せようぜ☆!」(森田的笑顔)
私が言ってみたら、おにいの顔知っている柚ちゃんがいい笑顔になり、妻のNちゃんは顔をしかめて
「あいつ、なんか微妙に着こなせそうでそこが嫌だ。着こなせそうなとこが嫌」
と言いつつも
「隣にサイテーのUと一緒に売り場に立たせたら、こっそり写メして送るね!」
と言い笑顔で言って貰いました。
Nちゃん、サイッコー!


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