世を忍ぶ仮の日記
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柚ちゃんにお宿を頼む時に「特別優待とか無いかい?」という、姑息な単語を出してみたので、柚ちゃんが高級ホテル格安に泊まれるプランを作ってくれました。 ヒーヤッホーイ! それまで、魔法の名刺を使って、けっこういい飯田橋のホテルで、非日常極楽生活をしていたのですが、更なるランクアップです。 ヒーヤッホーイ! 飯田橋のホテルで一人小旅行をした気分で「ああ、今の私に足りなかったのは、こういう時間だったのかもな」としみじみしていました。 あとは、はしゃぐ、だけ、だ ぜ! 柚ちゃんと待ち合わせる時間まで、飯田橋から神楽坂までをプラプラと歩きまくってました。 ロンドンの古着屋で日本円2000円のどこのものとも分からぬ民族衣装を着て下駄を履いて歩いていたら、神楽坂の老舗で悉く相手にされなかった。 もう、笑うくらいに相手にしてもらえなかった。 履物屋の主人とか「どうぞ棚から出しますのでー」と言いつつ、逃げる。 そりゃあやしい風体ですし、高いお金出す余裕は何処にもないですけど!(持ち金全部ホテル代) 日本語通じるのか怖がる風情ってあなた…しかもお前ら絶対外国語話せるくせに! 差別! 差別! でもその差別で、底辺の自分を楽しみながらプラプラし、いつもの癒やしスポット、金髪クルクル少年がキャッキャたくさんいるオアシスカフェでコーヒー飲んで読書する振りして、白いワンピース似合う金髪美少女と金髪クルクル少年の姉弟を眺めてエナジー補給。
うん(満タンの頷き)。
ぼーっとしすぎて柚ちゃんを待たせてしまいつつ、コンラッド東京に入りました、よ! バスルームがガラス張りで「エロス! エロス!」「うーんこれは挑発するタイプの受けと仕事人間がいい」「美少女小悪魔とか、あーでも大人の女性もいいなあ」とか酷い妄想模様です。 他にも色々酷い妄想ばかりして、一時間はしゃぎました。 はしゃぎすぎてあっさり疲れました。 日頃妄想してないと、とんだところで疲れてしまうんだ。 情けない。 ベッドメイクの人が来るから、備え付けのDVDプレイヤーも使えず、あっちゅー間に枯れ果ててベッドで寝てました。 あっけない最期………。 いやいや。 我々の贅沢はそこでルームサービスを取る事に非ず、貪欲に出掛けて新しく発掘すっぞ、と。 みんな忙しいんじゃないかな…東京いるかな…とCarasちゃんを誘ったら「仕事あがりで良ければ〜」と快く来てくれたので、三人で落ちあって、うすらぼんやりとしながらブルガリア料理という文字を見かけ 「これだ…今の心にブルガリアがひっかかる…」 と、ブルガリア料理店に入りました。 お店の中の飾りや衣装が、私の謎の民族衣装に似ていた。 よしこれはブルガリアの服に違いない。うむ。 「水気を切ったヨーグルトの、サラダ…?」 首を傾げつつ、メニューを選ぶ体力が無くてコースにしちまいました。 でも、水気を切ったヨーグルトのサラダも、ヨーグルトのスープも、甘く煮たお米とヨーグルトのデザートも出てきた。美味しかった。 フッフッフッ、寝ぼけていてもセンサーが鈍っていない。大丈夫、オレはまだまだ現役だ(何の)。
食べ終えて、コンビニで私はコーラ、柚ちゃんとCarasちゃんはアルコールを買い、ホテルへ戻る。 Carasちゃんがホテルに入ってまた一時間以上「エロス! エロス!」とはしゃぎまくる。 私はノンアルコールですが、絶対にアルコール入っている状態と同じテンションでいけるもんね。
そして、次の日、Nちゃんに貸す為に柚ちゃんが持ってきていたミュのDVDの鑑賞会に入っちゃいました。 えへ。 リモコンを柚ちゃんは当然のようにバクステまで回すしね。 相当夜遅くなってきているのに、 「あすこだけは見たい〜」 と盛り上がり、 見ながら私は声にならない程悶え狂い 「ワンモア! ワンモア!」 と勝手に一幕アンコール(どこか察してください)をしてウヒョー! と夜中の三時まで騒ぎ、
私は 「絶望と共に散るがいい」 の台詞と共に散りました。 もうそこから完全に眠りへと散った。
広島帰ってから、アロマオイルサービスとかあったのを思い出したが、もう遅い。
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