世を忍ぶ仮の日記
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題名に対して先述しておきますと東京都のゴミ捨て場ではありません。 昨日の日記に追記しておきますと、あたかもマイカーで友人を案内しているかのようですが、駐車場には、柚ちゃんに入れてもらっています。 要はちょっと困ったレンタカーです。 朝もホテルの前に向かえに行くって行ったのに、ノリだけで運転していたら反対車線に着いたので電話して横断歩道を渡ってもらいました。 厳島神社にまたしても行くよ私達はという旅だったのですが、カーナビに言われるがままうっかりバイパスに乗り上げてしまった上機嫌な状態で、隣の県まで行ってきました。めんたい橋を見に行くかってなったんだよ。理由なんて覚えて無い。 隣県の駅着いた途端に「駐車場あるでしょいいよ私運転するよ」つーて運転変わってもらいましたエヘ。 私が昨日三時過ぎに寝てる人だから内心では命の心配していたんだろう。 めんたい橋を歩いて、宮島に戻りました。←めんたい橋しか今見たいものが無い。 宮島に戻る時も、柚ちゃんが運転してくれていたのですが、バイパスから降りて運転の緊張もほぐれたところに、延々好き勝手萌え萌え話をしていたところに車内音楽がKOKIAになり、ブツッと何かが切れたように、サコミツ妄想のし過ぎて号泣しました……。 あまりの私の泣きっぷりに柚ちゃん動揺した。 関ヶ原後の三成の姿や世の中を見てしまうくらいなら左近は関ヶ原で討ち死にしていた方が良かったんじゃないかなあとか言い出したあたりから左近の心境を考えていたのか三成の心境を考えていたのか分からないが、涙が溢れて止まらなかった。 柚ちゃんは「こ、こきあ効果だよ」と動揺しながら慰めてくれました。 佐和山の主従は普段佐和山での幸せな光景ばかりを想像してニコニコしているので、その後は考えたら危険。BGMにも気をつけろ。 無き終えてサイドミラーに映った自分の顔、完全にメイク落ちて目の下クマってましたからね。 一応心の奥底がものすごく焦っているので、今の私に「寝ろよ」とか言うのはやめましょう。 未だ白紙の曲を2回弾いてねってメールが来たのでね。
宮島口駅で車を停めてもらって、いつものあなごめしのお店へ。 そして前回と同じメニューです。 祝日なので一時間待ちだったけど、待っている間にジャソプ立ち読みしたり奥の蔵部分で置いてある雑誌読み放題で柚ちゃんは世界遺産、私は京都奈良の雑誌を読んでいたら、アレヨアレヨ時間が足りないヨのタイミングで名前呼ばれました。 あなごって旨いので食べ終えると気持ちがふわっふわします。 ふわっふわのままフェリーで、夢の島、宮島へ到着です。 ちなみに「魔王再臨」という単語を浴びせると目がうつろになります厳島。公式HPの美しさは一体何処へ消えたんですか(あと延々愚痴略)。
満干を調べずに行ってしまったら、前回よりも断然に陸の上にある神社になっている厳島神社だったので、まず砂浜から歩いて神社下に突撃したり、潮の満ち引きでおっかけっこしたり、海の生き物を突きすぎてとうとう穴をほっくりかえしてしまったり(「だって穴があったら掘りたくなるじゃない」by柚)これは一体どこまで潮が引くのだろうと、分からない状態で、どんどんと大鳥居に近付いていきます。 「おっしゃー! 少し砂が見えた。うん、行ける、オレ先駆者になる。 パ イ オ ニ ア!」 と叫びながら海に飛び込んだら潮が引きました。 「モーセ!」 宗教違います。 その後パイオニアとして鳥居に近付いたら、暫く私を遠巻きに見ていた人達が、あれ? 行けんじゃね? みたいなノリで来た頃にはオレは既に違う道を見付けている、うん、行ける、パイオニア! と次の柱に飛びついたりしていたら他の人達もわらわらと続きはじめ、
常に先駆者として生きている(常に茨の道を突き進んでいる)私は人が集まってくると飽きてきてしまって、 誰も行っていない囲いの向こうの海に行ってみたくなり、 藻の下にところどころ浮いている砂の上を、次の一歩次の一歩だけを考えて歩いて行って、 誰か来るかなー って待ってみたんですけど、 本当に人っ子一人来ませんでした。 なんでだろう? こっちから見る景色は、大鳥居と神社が両方見えて綺麗なんだよ、と見えないのぞき見防止シール付携帯電話で頑張って写真撮って柚ちゃんに送ってみたんですけど、 私の写真を撮り返されました。 なんだろう? 誰も来なくて、仕方が無いので鳥居内に戻りました。
「どうして誰も来ないの? オレ軽くモーセだった? モーセっていうか森田さん?」 フェリーの中で柚ちゃんに訊ねたら、yesって返されました。 ハチクロ1巻ももも森田さーん!? それ人としてどうなのーオレー(たとえられてはじめて気付く森田の図)。
それからも日暮れて寒くなるまで散々遊び倒して、もみじ饅頭食べて街中へ戻り御飯を食べながら、本日の写真および色んな意味でbeforeだった前回2年前の写真を見比べてみたりしてみました。
本人は陸の上から人を呼んだつもりだったのに、 写真に収まっている私の影がくっきりと水に映っていました。 そりゃ水の上に浮く怪しい人物だわ。 けっこう本気でみんながついてくると思って道を切り開いていただけに吃驚です。 ほらね気付けば茨なんだよ……ハハハ……。
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