世を忍ぶ仮の日記
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今回は、J医大の付属病院です。 ……なんとなく伏せてみた。特に意味は無いんですが。 妹の「ウサギ病」(正式名称は別)を調べて貰う為に、二人でてくてく歩いて行くことにする。
ちなみに妹のこの日の睡眠時間は2時間。 「折角心電図撮って貰うのに、引っかからんと悔しいけ、不摂生する!」 と暴れてゲームをしたりしていたのですが、最後の2時間で挫折して眠ってました。 私はというと、完徹。 妹の病名についてネットで検索して読んでたら止まらなくてヨー! 流石に循環器の専門用語飛び交うサーフィンは乗れませんでした。 心エコーなんか、クリックしたら拡大する大親切されても読めるかっつーの(笑)。どこから映したものなのかも定かでは無い、恐ろしきエコー。私昔エコー撮られた時に「ほら、ここがね」と説明してもらいましたが、全然分かりませんでした。 あの瞬間、医者って凄いなと尊敬したね(ポイントズレ)。 あんなもん読めるようになる人々ってすごい。 でも、レントゲンくらいなら矢印さしてくれると、なあんとなあく分かるじゃないですか。 そんなトリックにひっかかっていたら朝だった訳です。 ぐおお、ついでに私の心電図も撮ってくれぇ。
さて、病院へ到着。 今まで見た大学病院の中では、一番の地元密着型であるが、駅から遠い為、徒歩で来る人はとても少ない。だいたい、駅に近い大学病院って、場所全然知らなくても人の流れで到着できたりするものなのだが。今回はそうも行かず。 1階で受付を済ませる時に、既に書き間違いを連発する妹。 「ああ! お父さんの職業に『子』て書いちゃったよう。でも斜線引けば大丈夫!」 「……書き直せ(くしゃくしゃ)」 妹は、大きな病院に入るのがはじめてなので「ナースのお仕事みたいっ!」とはしゃいできょろきょろするのをやめようとはしない。 内科受付の前に立つと、妹よりも先に 「はいなんですか?」 と看護婦さんに訊ねられる。 「あ、いやこっちです…」 そして、検査の前のチェックシートの最後の欄を見て、看護婦さん、絶句しつつ苦笑。 「ほら、だから言ったじゃないの」 「え? え? 何?」 「すいません…一応止めたんですけど、本人が気になるならと思って、敢えて書かせました…」 「そうですよねぇ、ご本人が気になるなら仕方無いですけど、今おいくつ?」 「……え!? あっ!」 そう、それは最後の項目に「何か気になっていることや、質問がありましたらお書き下さい」と書かれた欄に、二十歳未満の娘が「おさけはのんでもへいきですか?」といと素朴に書いてあったところであった。 気が付けよ…。 はいじゃあ呼ばれるまで待っています。長々と待たされるかと思いきや、あっというまに通される。意外や意外。待ち時間が少ないっていうのは重要ですぞ。 中に入ると、ちょっと診察室が狭い……。 そして、瞳孔も一緒に拡大するんじゃないか、というくらいに目を見開いて患者と会話する医師。 ……患者じゃなくて良かったー。 失礼な事を思いつつ、妹と医者の会話を観察する。 しかし、話はあれよあれよという間に 「大病院ってさ、今混んでるからさ、直ぐに調べてもらえるようにこれから電話するから待ってて(電話機)これから一人至急お願いしたいんだけど。うん。いや、至急。はい、直ぐ行かせるから(がしゃん)。というわけでこれから詳しく検査して、結果もなるべく早く出させるから」 とかいうことになっていた。 明日は24時間心電図の日。 最初にレントゲンを撮るということで、レントゲン室に行く。 説明をしてくれる看護婦さんも、私を見て説明。 …頼りなさそうだしねぇ、ピロ。そしてどこか幸せお花ちゃんオーラだしねぇ。どっちかつーたら私の方が今にも倒れそうオーラだもんねぇ(完徹やし)。 「これから被爆してきまーす!」 楽しげにレントゲン室に入るピロ。 次に心電図室に行く。 心電図の受付の人も、やっぱり私を見て説明する……。 私じゃないですって! 後ろについてる背後の不幸オーラは長年背負ってきた業であって、心臓が不健康故じゃありません! どっちかつーたら心! 確かに心臓は心の臓だが、今調べるのは私じゃなーい。 「ひっかかるよう願ってきまーす!」 楽しげに心電図室に入るピロ。 その後、次の日の24時間心電図の質疑応答に入ったのだが、そして私と受付の人の会話になる。 ……自分のことなんだからしっかりなさい! と怒る気力も既になく、テキパキと進めて、今日は終わり。 「いやあ、お姉ちゃん居て良かった」 ……迷子になるかもしれない恐怖だったらしい。 あんた、ここで迷子になってたら、聖路加では帰れないよ?(迷子った私)
私の唯一の取り柄は、看護婦受けが良いってことかもしれない、と勘違いするくらいに、普段の世界とは、視線の受け方が違うということに気が付く。普段は明らかにピロピロの方がかまわれているように感じるこの世の中、病院の中に行くと、私の方がちやほやしてもらえるの〜(違う…)。 病院内では妙にシカトこかれかける妹でした。多分幸せオーラが駄目だったのだろう。看護婦さんの職業病で、つい不健康そうな人に「大丈夫ですか?」と声をかけてしまうのだろう。そうか、端から見てもやっぱり私は不幸。ええそうです私は後ろに不幸オーラ背負ってます。死の匂いプンプンです。
だって、黄泉の帝王トート閣下ですもの!(宝塚大見得切り風)
帰りがけ、眠さの余り記憶を飛ばし幼児退行起こす私(ヲイ)。 やっぱ、通りすがりの「精神神経科」のところで姉も診てもらえば良かったかなあ…。 だって、眠たかったんだもんプー。
帰宅して、二人で昼寝して、夕方妹を「はいはい、ごはん食べてらっしゃいね」と友達のところに追い出して、ほげーっとして寝て起きて寝て起きて眠った…。不摂生は良くないぞ>自分。
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