世を忍ぶ仮の日記
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2002年09月26日(木) 伝染性不整脈

不整脈というのはいつから伝染するようになってしまったのか。


単に不摂生が祟ったのでしょう。私も心臓に自信があるわけでは無いので、仕事先で体調がおかしくなってきました。
でも、木曜日のバイトは解雇されたから、本日で自由の身なのだー!
バイト解雇されて、何故か晴れ晴れとしてしまうわたくし。
意気揚々とアルバイトに励みます。
「さよならの歌」なるものが最後に存在するのですが、嘘なのに「また来週会いましょう〜」と歌う時はちょっと切なかった……。ごめんね、Mちゃん、先生、次からはもう会えないの。愛らしいお目目に向かって無言で語ってみるも、3歳児に通じるわけなく。
そして、子供と一緒に飛んだり跳ねたりしている間、目の前が真っ暗だったり白かったりして何も見えない瞬間があったんですが、見えなくても案外なんとかなるもんです。
勿論、危なくなったら給湯室でぶっ倒れてましたが。脈をとってみると見事な不整脈。ちょっと自分に感心する。私も24時間心電図撮りてー! とか思ってみたりもするが、あんまりひっかからないだろう。まあいいや、とぜえはあしてぐったりしてから、再び音楽教室のお姉さんへ変身。
こんな私ですが、木曜アルバイトの中では元気キャラで通してたんだからね。
本当は文字を大にして主張したいが、誰も信じてくれそうにないのでこれ以上の主張はしません。
だって、元気キャラ装おうにも、胃弱の先生に向けてのアドバイスが誰よりも詳しく、胃カメラの飲み方までアドバイス出来たらもうアウトだろう……。
前半は幼稚園児と一緒に飛んだり跳ねたりがあるので、何度も倒れかけましたが、後半は椅子に座って指導するだけ(監視員のようなもん)なので、一番良く出来る生徒の隣に座ってぐだぐだ話すだけという楽な場所を選んで着席。
私:「はいはい、言い訳は良いから書く!」
生徒:「言い訳じゃないも〜ん」
私:「言い訳じゃないのね正当な理由ね。しかと聞いたから書こう!」
口だけは達者なお互いですが、私は体調不良なので間違いに全然気が付かずとかそういうミスが多かったっす。
雑談の最中、ソルフェージュの授業では禁シャーペンということで、常に生徒と対立せざるをえないのです。子供の頃は確か私も「なんでシャーペンはダメなんだ!」とじたばたした覚えがありますが、今ではすっかり「鉛筆じゃないとダメなのよー」と主張する立場へ変化。……間のブランクが6年くらいしか無いところがミソです。
本音「どっちでもいいんじゃん」
そんな言葉をぐっと堪えて「鉛筆持ってるなら鉛筆にしてね〜」と言う。
生徒:「えー。でも、絵を描く時(スケッチブックに落書きしているのを見た。りぼん絵)はシャーペンの方が描きやすいよー」
私:「……そうだねぇ(確かに落書きとかだとシャーペンだろう。あとでペン入れして消す場合は特にな! でも本格的にデッサンとる場合はやっぱ違うんじゃないのか? 私は知らないけど)」
妙なところで悶々悩んでいたら、授業が進んでいました(笑)。
最後のクラスの時、一番ギャースカ五月蠅いところに着席してしまい、しまった、と思った時には後の祭り。目眩がする………。
「え? 何? 全然わかんないんだけど」
と生徒が言おうものなら、
「はー? もう私だってあんたたちの事全然わかんねーよ」
そろそろ口調も危ういです。
他の先生も「真面目にやってる人もいるんだから静かにして!」と先生の常套句を言う。
ダメだって! 五月蠅い人たちにそれを言うと逆効果なんだって!
もと五月蠅い人代表の私は心の中で叫ぶも既に遅く、「んじゃここに仕切たてればいいじゃん! 誰が真面目にやってんの。全然あたし真面目にやる気ないし」と大騒ぎしてる……。
「うっせーな。こっちだって仕切立てたいよ。隣でマジ真面目にやってんだから静かにしやがれ」
「……」
流石に一人静かになりました。
小学校5年生くらいって、一番こまっしゃくれてるから、仕方ないと割り切れるんですけどね。私自身がどうしようもない手の付けられないくらい五月蠅くて暴れまくってひねくれた子供だったから。
対決方法を知っているのはもはや私だけ。
いちいちファッションチェックとかしてくるの。
「先生、最近髪型変えたよねー。なんか今日雰囲気ちがーう」
こういう時が危険です。
「そうお?」
適当に返していると、良い子が援助で「夏休みの間に少し髪の毛の色とか変えましたよね」と言ってくれているのだが(本当に良い子だ・ホロリ)既にじゃじゃ馬にかきけされている。
「もじゃってるもじゃってるー浮いてるよー」
……カツラかよ。
ちなみに私の髪の毛、ある日ちょっとうねってきたところを妹に指摘され、「お姉ちゃんなんか髪の毛がエアリーだよ」と言われたので、妹の「パーマもどしムース」みたいなやつを適当に付けたら、本当に髪の毛がエアリーになりました。な、なんて安上がりな私の髪の毛。
怒る体力も無いので「Aちゃんの髪の毛って綺麗だよね」と適当に生徒に話を振り戻して終わりました、その話題。
授業が終わってからがすさまじく暴れていた……。
そしてそれを静かに制止しようとしたら、
「ねー、先生昔不良だったでしょー!!」
と言われた。
くっそー、育ちの悪さって災いするわ。
ごきげんようの世界で育ってないことだけは確かだ。
「…不良って、古くねえか?」
口調はそのまま、めちゃくちゃテンション低い。
ああもう頼むから早く帰ってくれ。
古い古い!てゆか不良って存在すんの〜? と大騒ぎする生徒達に向かって一言。
「頼むから片づけて部屋から出てって! 家で病気の妹が待ってるんだから!」
「え〜〜〜? なんの〜?」
「…心臓」
……異様な沈黙が5秒くらいあったあと、
「せんせーなんでこんなところにいるの? はやく帰ってあげなよ! ダメじゃん私達なんかのところにいちゃ!」
と自分たちを異様に卑下したもの凄く五月蠅い反応が返ってきた。
自分で発言しておいてどこまで本当なのか分からなくなってきた。こっちも体調不良だし。
「仕事ですから」
そう一言言って給湯室で片づけを終えて部屋に戻ると既にもう誰も居なかった……。
そう、この子達、本当は良い子達なんだよ、先生、分かってたよ…(プププ)。
来週から来ないから、心配してくれ(くす)。


家に帰って、妹のホルター心電図(24時間計測のやつ)を見て遊ぶ二人。
夜中には「どうせ計るならひっかかる!」と、計測されすぎて楽しくなってきたと叫び「踊る!」と踊りまくっておりました。
「しぇいくみーべいびー!」
……まぜるのか?


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