世を忍ぶ仮の日記
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夜半、ウエストサイドストーリーの『アメリカ』に乗せて、 「無茶な事だい・す・き♪」と歌いつつ、 「ねえ、お姉ちゃんは今、とてつもなく無謀なことを思いついたよ、聞け! 今日のレッスン、あと12時間後までに暗譜して持っていくよ!」 と高らかに宣言。 妹はレポートに追われて姉を無視。 暗譜を決意した理由は、楽譜のコピー取り忘れたからでした。 コピー代をケチってみたり。
まず、ピアノのレッスンから開始。 私:「朧気に暗譜風味してみました」←テンパって言葉が変。 先生:「暗譜したんだ」 私:「いや、暗譜したわけじゃなくて、暗譜をしようとしたんです」 先生:「ふうん。まあいいや。僕楽譜欲しい〜な〜んて、あはははは」 私:(だろうと思ったよ)「ははっ。じゃこれをどおぞ」 つわけで、暗譜風味で弾くことに。 レッスン終わって。 先生:「そうそう、今度、6月の9日にみんなで弾き合い会するんだけど、何弾く? 今のシューマン良い感じだからさ」 私:「ちょちょちょちょっと待って下さいよ。これ30分ある内の5分暗譜しただけですよ?あと何日あるんですか、9日までって! 他の曲…て言っても、無いしっ」 先生:「えー。今このままシューマン良い感じだから続けて欲しいよ〜ん。シューマンと、ベートーベンのソナタ(←でかい、20分くらい)両方!あはははははは。んじゃ両方やって、9日、気が向いたらひょっこり弾いて」 私:「ははははは。出来るだけのことは(←もはや反論する気力も無い)」 ちょっとここで微妙にテンパり追加。 1時間後に声楽のレッスンを控え、保健室で和む。 保健室でしばし至福の時を味わう。 冗談抜きで、少し夢が叶った感じがするので、あのとき死んでも良かった。
幸せのひとときはあっさり終わり、時間も差し迫ったところで伴奏者をとっつかまえて、短大で合わせ。 F・それもまた一興君が乗り移るくらいにテンパりマックスの私。 「ホントごめんなさいね、ごめんなさいね。ちょっと待ってね、ちょっと待って下さいねっ」 声楽のレッスンで、薄らごまかそうとしていたものが全てバレる。 いやしかし、声楽の先生ってーのは、風邪をひいた声すらも格好いいのね。 改めてほれぼれ。 浮かれてる場合じゃ無いんですけど。 先生、「閣下」の役をいい加減忘れてきたらしく、「下手をすると、前やった役、魔女だったっけ? あんな感じの声になりそうだから。僕は、本来高い声だと思うんだけどなあ」 先生、私は魔女はやってないです、魔女は。 普段魔女っぽいのは認めますが。 次回やる曲は、『ラ・ボエーム』より、「私が街を歩くとき」という題名のアリアだそうです。 「私が街を歩くと、男達は全員私を振り返って私に惚れるの。あはははん」みたいな歌詞なんだそうです。 そんな歌歌えねえっ…。 実際そんなやつ居たら、濃硫酸ぶっかけて「そうね、みんなあなたのこと振り返るわね」とかされるのが落ちだと思うのですが、どうしてオペラってそういう「実際にありえないこと」が朗々と歌われるんだろう。しかもたいていがたいの良い方が朗々と…。 声楽科の人で頭にお花咲いちゃってる人多いのは、こういう歌詞歌ってるからなんだろうなー。
保健室で森博嗣の新刊を、「ああ!? うんん…? ええ!?」と悶えながら読んでいるのもアレなので、お腹も空いたしどこかで大人しく一人で悶えようと思っていたら、偶然昨日の声楽の人に会って、ご飯おごってもらいました。お金無かったから、大層大層ありがたく、その食事代は、『ムジカ・マキーナ』に回させていただきました。先に『紫嵐』を読みますが。発見できた時の挙動不審っぷりは誰にも負けないと思います。奪い取るように持ってしまったが、別に誰かと争っていたわけでは無い。しかしかつくら〆切迫る今日この頃、いつ読むんでしょうか、本。罪な雑誌やね、活字倶楽部。
本屋でぼーっとしていたら、バレエのレッスンに遅刻しました。多分小すばの「シャワールーム」がいけなかったんだな、と責任転嫁しておきます。 教室に入ったら、今日も可愛い可愛いバレエっ子がいたので、ちょっと感涙にむせび泣きながら、踊ってました。 自分の踊りそっちのけでその子を目で追っているので、間違えまくりました。しかもいい加減レッスンも3つ目に突入してくると、意識不明になる瞬間が増えてくるし。気が付いたらしゃがみこんでるし。へたりこんでるし。 「おーまーえーは、直ぐに座るなっ!」と怒られました。 だってー。 飛んだり跳ねたりするんだもーんプー(←それをしに行っているんです)。 足の爪を切り忘れていたので、トゥシューズを履いて立った時に、爪が指に食い込んで突き刺さり、途方もなく痛かった。 拷問?
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