ヤグネットの毎日
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2002年08月24日(土) 乳幼児医療無料化城陽ネットでお話

 昨晩は、城陽市で乳幼児医療費無料化の制度拡充を求めるネットワークの会議。僕は、そこで15分程度でお話をさせていただいた。以下は、そのときのレジュメである。文章をおこしたものをまたサイトにアップすることにしたい。

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乳幼児医療費の無料化の拡充をすすめる運動の前進のために

 すべてを子どもたちのために 
 〜子どもを守ることは人にやさしいまちづくりにまっすぐ続く


1、家庭での子育てから社会・地域での子育てへ〜夏の合研で学んだこと〜

(1)今日の子育て環境、子育て意識
 ○すすむ少子化。その背景に女性の労働条件の悪化と子育ての孤立、そしてライフスタイルの変化
 ○子育てに向う時間的、経済的ゆとりのなさは、子どもの心に大きく影響。
 ○それだけに、子どもや親たちの生活の背景をつかみ、子どもや親の気持ちにそった保育、また多面的なサポートがますます必要に。

(2)子どもの問題は大人の問題 
 ○大人自身の社会が命と人権を大切にしたものとなっているか
 ○小さな子どもたちが声をあげることができない以上、いまこそ大人たちが声をあげるとき

2、城陽市で乳幼児医療費の無料化を拡充することの大切さ 〜3つの意義〜

(1)就学前の子どもをもつ親の世代にとっては、経済的負担の軽減にもなり、お金のことを心配せずに病院にかかれることは、早期発見、早期治療にも役立つ。この時期に必要な医療が安心して受けられる条件をつくることは大切なことである。
 ○内臓など身体の重要部分の形成は六歳ぐらいまで。「医者いらず」は小学校高学年でようやくだ。
 ○アレルギーの血液検査は高額なうえ、最近顕著になっているアトピー性皮膚炎や不登校などの心身症的訴えなどは、より時間をかけた対応が必要に。
 ○将来的には、思春期までの無料化の拡大がどうしても必要。
 
(2)もっとも弱い子どもたちのいのちと健康を最優先に考えることは、結局のところは市民一人ひとりのいのちと健康を大切にすることにつながる。社会的に問題をとらえて、一人ひとりの健康を第一に考える社会をつくるためにも、小さい子どもたちのいのちと医療を考えることは、大事な出発点となるものではないだろうか。

 ○環境ホルモンが人体に与える影響ははかりしれない。
 ○「カップ麺やスナック菓子」が「キレる子ども」の増大の一因に。
 ○親子とのコミュニケーションを増やしたくても、リストラや長時間労働、低賃金が当たり前では、「絵空事」。
 ○若年性の「脳硬塞」「心筋梗塞」の増加も過労とストレスが影響。

(3)「まちづくりの着想」「めざすべきまちづくりの方向」に規定されるものだ。人口減が叫ばれる中、いつまでも安心して住み続けられるまちづくりをすすめるためには、小さな命を行政がどれだけ大切にしているかが、そのメルクマールとなるものだ。
 ○城陽市で就学前まで無料化を実現するには、約1億円前後(単費)が毎年かかる。
 ○JR長池駅スタジアム公園線に5億円。東部丘陵地利用計画は基盤整備だけでも750億円。第二名神道路建設の地元負担は未知数。城陽市は、企業誘致を積極的にすすめ、山砂利採取の跡地を利用して14000人規模の都市をつくる計画。宅地需要の減少傾向や地価の停滞など不透明な経済情勢を考えれば、東部丘陵地への14000人規模の都市形成などは、「絵に書いた餅」になる危険性が。いまやるべきは、自然環境の回復を最優先に有効な跡地利用を市民参加で再検討していくこと。ハード面でのまちづくりから、ソフト面での市民のくらし応援へと切り替えることこそ必要ではないか。
 ○岐阜県笠松町では、95年まで人口減少に歯止めかからず。乳幼児医療費無料化制度の充実により、95年までは170〜180人の出生数が、250〜260人へと確実に増加。医療費助成はムダな医療費が増加するという政府はいうが、受診率をみると笠松町では1.34%に対して隣の岐阜市は1.40%と変わり無し。
 ○早期発見、早期治療で重症化を減らすことで、医療費節約へ。国民の懐も心もあたたかする、人にやさしい施策。

3、さいごに

 ○ひとりひとりの手つなぎこそ行政を動かす原動力
 ○子どもに死ぬことを教えるのではなく、希望をもって生きることを教えることができる世の中に
  〜童謡「しゃぼんだま」に込められた野口雨情の思いをかみしめて


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