2005年04月17日(日) |
MOSTNOTRIOUS! vo.20@下北沢シェルター |
この日のライブレポはスクラップブックに書いたのと同じです。
★にせんねんもんだい
可愛い女の子達が出てきてあれ?オープニングアクト?とか思ったら彼女達がにせんねんもんだいだった。想像してたバンドとは全然違ってました。なんかあふりらんぼみたいな感じなのかな?と思ってたんだけどインスト中心のポストロック?寄りな感じ。ちょっとパニスマ思い出しました。(そういえば吉田さんを開場見かけたような)
でもギターをノイジィに掻き鳴らすのはポストロックじゃないか…とにかくはじめてみたし詳しくないのでどう説明していいかわからないけどかっこよかったです。ドラムの彼女も本当に休みなしに叩いてたな。
★idea of a joke
そのいで立ちからなんだか恐い感じが…でも全然そんな事なくて物凄くかっこよかったです。ちょっと引き付けられましたよ。ギターの音とかはっきりとぶつかってきたし、Vo.の人は何かを放ってる感じ。おとなしそうに見えたドラムの女の人がちょっと一番打ち壊れてたし。何かこういう知らなかったバンドが見れるととても得した気分でした。
★JOJO広重
インパクト大でした。ひとりで出てきてギターをキーン、ギューンと掻き鳴らしたかと思うと、語り、叫びのボーカル!そして流血!?マイクを頭にごつんごつんとぶつけた為うっすら血がにじんでました。で、歌詞はひたすら「死のうぜ」「死ねよ」「死ぬしかない」なのでとにかくじっと見てるしか聞いてるしかなかったという…どう反応するべきなのかわからなかった…(汗)今、大地震がおこったらこの地下のシェルターで生き埋めなんだな〜なんてそんな変な事ふと思いうかべたりしてしまった。
★MOST
セッティングしている山本精一氏、なんかえらく暖かそうな上着を着てるんだなと思った。なんか内側にもこもこファーのついた冬物?で、本番もそれできたのでちょっと驚き、あ、熱いんじゃ…?
2月以来のMOST、やっぱり音がかっこいいな〜と思って嬉しくなってしまう。精一氏も最初からグワングワンいわせて攻めてくれるし、思わずガーっと気分が高揚。精一氏に釘づけなんだけどりんとした美しさのPhewさんからも目が離せない。
そして精一氏のMC。最新の時々問題を(笑)あ、危ないな〜でもちょっぴり期待してたです、実は(汗)
その後新旧の曲を混ぜながら進んでいく。新曲、早く音源にならないかな〜聞き込みたいな〜。しかし最初がんがん飛ばしてた精一氏、やっぱり熱いみたいでなんかヘロヘロ汗だくで真っ赤になってました。再三Phewさんが「熱いのに脱いだらええやん」と言うも精一氏「絶対脱げへんねん」「これは反旗」「ほんなん今更脱いだら」とか言って脱ごうとせず。そしてシェルターからは汗ふきようにトイレットペーパーがさしこまれてました(笑)「ト、トイレットペーパー?」って言ったらPhewさんすかさず
「さっきまでトイレにあったやつやで」と(笑)
しかしこの熱さの為か何か今日の精一氏は落ち着きがなかったな〜。曲の間毎に次って?と壁に貼ったセットリスト食い入るように見に行ったり、何回も自分始まりを忘れてたり。そのたびに大丈夫なの?と苦笑気味に見るPhewさん。しかし極め付けはベースと散々音あわせしたあとに「なんかバラバラな気がする全体が」とぼつり。バンド全体が<「?」となった瞬間でした
唖然?そして脱力…。
「今頃バラバラて…」と苦笑するPhewさん。「オレらプロやもんな」とか言ってよし!ってやってたけど久土さんは絶対むっとしてたよーな(汗)落ち着きないのは精一氏なのに〜。かきまわしすぎだぞ〜(苦笑)
その後は一気にがっとやった気がする。一気にやるぞーって感じ。
アンコールはおまわりさんの歌。チューニングしながら「絶好調」みたいに言う精一氏に「今頃、もう最後やで」みたいにPhewさん。なんかもう…このふたりのかけあいが…面白すぎる。最初のフレーズがサイレンの音だと解説する精一氏(笑)ちょっとコミカルなリズムのこの曲もやっぱり楽しかった。
しかし今日のライブはひたすら精一氏に振り回されたって感じが(汗)精一ファンにとってはとても楽しかったんだけどライブとしてはプツプツと細切れ感が否めなかった。ライブとしては脱力するときは脱力し、行くところはがっと行きまくるのが理想。曲に入り込んで朦朧としたいもん。でも、とはいえ楽しかったし、かっこよかったのでまったく満足してますか。 ところで次回ライブはまだきまってないとの事、たぶん9月らしい。え〜!そんな先なのか…。30日ライブは精一氏なしの4人編成らしいです。ああ…。
それにしても山本精一って人にますます興味をもってしまいました。まったくどういう人なんだろう。
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