2009年05月08日(金) |
米GM7四半期連続赤字、累計約765億ドル(7兆6500億円) |
報道 1、米GM、7四半期連続赤字=純損失6000億円円−1〜3月 2009/05/07-22:26 共同通信 2、米GM:純損失5930億円、赤字幅は縮小 1〜3月期 毎日新聞 2009年5月7日 21時28分
私は43歳から63歳までの20年間新潟の中堅企業の役員であった。この経験を踏まえると、GMもクライスラーと同じく破綻に追い込まれると思う。次の基本データーの企業が生き残れるわけがない。
1、赤字は07年7〜9月期から7・四半期連続で、累計赤字総額は約765億ドル(7兆6500億円)である。 2、GMは既に政府から154億ドルの融資を受けているが、公的融資を継続的に投入しても手元資金の流出に歯止めが掛からない。 3、3月末の債務超過額は905億ドル(9兆500億円)に達した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1、米GM、7四半期連続赤字=純損失6000億円−1〜3月 2009/05/07-22:26 共同通信 【ニューヨーク7日時事】経営危機に直面している米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が7日発表した2009年1−3月期決算は、純損益が60億ドル(約6000億円)の赤字となった。これにより、赤字は07年7〜9月期から7・四半期連続で、累計赤字総額は約765億ドルに上った。 GMは既に政府から154億ドルの融資を受けているが、公的融資を継続的に投入しても手元資金の流出に歯止めが掛からず、大幅赤字からの脱却はもはやほぼ絶望的な状態にある。5月末までに新たな再建策をまとめなければならない同社は、今や破産法適用か否かの瀬戸際にあり、クライスラーと同様、適用申請に至る可能性が強まってきた。(2009/05/07-22:26)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2、米GM:純損失5930億円、赤字幅は縮小 1〜3月期 毎日新聞 2009年5月7日 21時28分 【ワシントン斉藤信宏】経営危機に陥っている米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が7日発表した09年1〜3月期決算は、最終(純)損益が59億7500万ドル(約5930億円)の赤字となった。最終赤字は7四半期連続。世界販売台数が161万6000台と3割減少するなど世界的な販売不振で、売上高が昨年同期比47%減の224億ドルとほぼ半減したことが響いた。 08年10〜12月期の95億9600万ドルに比べると赤字幅は縮小したが、前年同期の赤字(32億ドル)より大きく、3月末の債務超過額は905億ドルに達した。手元資金の1〜3月の減少額は前年同期の3倍超の102億ドル。3月末時点の手元資金の残高は116億ドルと、08年12月末(142億ドル)から26億ドル減少しており、資金繰りは一段と厳しさを増している。 GMは昨年末以降、米政府から計154億ドルの緊急融資を受けた。その後も自動車ローン市場の急激な縮小の影響などで販売の落ち込みが続いており、追加支援を得るため、6月1日の期限を目指し経営再建計画を策定している。ただ、4月末に発表した新たな再建策には、全米自動車労組(UAW)や債権者の一部が強く反発しており、期限内にまとまるかは不透明な情勢。利害関係者との交渉が決裂すれば、4月末に経営破綻(はたん)したクライスラーと同様、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条の適用申請を迫られることになる。 毎日新聞 2009年5月7日 21時28分(最終更新 5月8日 0時09分)
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