米国発 金融危機関連情報

2005年04月08日(金) ウエストサイズが糖尿病の目安…米で3万人調査

癒しの森605                                   
 
 肥満と糖尿病は密接な関係にある。まず、肥満とは「体の脂肪組織及び種々の臓器に異常な脂肪が沈着した状態である」と定義されている。「臓器に異常な脂肪が沈着した状態」とは、ウエストのサイズが大きくなるのである。私は28歳で結婚した当初の体重は64キロであった。この時の私のウエストが何センチであったかの記憶はないが80センチ以下であったことは間違いない。

 米国成人男性のウエストのサイズが糖尿病の危険度の有効な指標になることが、米ジョンズホプキンス大の約3万人に対する疫学調査でわかったという。肥満度の指標としてよく使われるBMI値よりも、優れた目安になるようだ。同大の研究チームは、米国男性のウエストサイズを身長や体重にかかわらず5段階に分け、生活習慣に伴う肥満と強く関連する「2型糖尿病」の発症頻度を比較したのだ。最も小さい74〜86センチのグループに比べ、より大きいサイズのグループは糖尿病の人が2倍以上に達し、特に100センチ超のグループは、最小グループの約12倍にもなったという。ウエストによる糖尿病の危険度予測がうまくいくのは、腰回りの脂肪が、2型糖尿病の発症に強く関係しているためである。
     
   ・ウエストと 糖尿病が 密接に 関係あると 米の調査で
     



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石田ふたみ [MAIL]

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