米国発 金融危機関連情報

2005年03月15日(火) 日本・米国・中国の中学生の意識

癒しの森581                            

 この記述は2002年11月28日の日々の映像からに引用である。

 日本青少年研究所が昨年10月から今年3月の間に、日本・米国・中国の中学生1000人〜1300人のアンケート調査を見ると、少なからずショックを受ける内容もある。詳しくは省略するが、自信満々の米国の中学生・高学歴志向が強い中国の中学生、日本の中学生は、授業についていけず、学問への情熱も自信も責任感も乏しいのだ。しかし、このような実態に対して、子供達が批判の対象にされるべきではなく、総べて大人たちの責任なのだ。
 
 この意識調査の中で一番目を引いたのは、自分の評価について満足しているか、と責任に関する問いであり、一覧にすると次のとおりだ。
 自分の評価について満足している
    米国     中国     日本
    53.5%    24.3%    9.4%
 
 米国の中学生は、自分の評価について、満足していると答えている子供達が半数を超えているのである。日本の中学生わずか9.4%という数字を見ると、いかにアメリカの教育機関が子供達それぞれに自信を与える教育をしているかが分かる。 その他のデーターを少々引用してみる。日本の中学生は、数学の授業の理解度では「ほとんど理解できない」「少しは理解で来る」の計が35.4%で米中の3倍なのである。 米中は10人に1人が授業についていけないが、日本では3人に1人の割合だ。3人に1人が分からないのに、この子らを無視して授業を進めていくこれほど残酷な行為はないと思う。理解できない子供たちを3分の1も放置しておく教師の責任が問われると思う。

   ・学問に 情熱自信も 何もなし そして無残な 自分の評価 
    


     


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石田ふたみ [MAIL]

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