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2005年03月14日(月) 水谷修先生の夜回り日記「目は心の窓」

癒しの森580                              

 今から100年以上前の子供たちは可愛く目が輝いていたという。水谷修先生の日記を引用したい。
 
「今から100年以上も前の幕末のころ、多くの外国人が日本に来ました。彼らが本国に戻ってから多くの当時の日本についての書物を書いています。それらに共通する日本の当時の子どもたちについての記述があるというのです。 どの書物にも、『日本の子どもたちは世界で一番かわいい。何より目が輝いている。それに日本の大人たちはとても子どもたちをかわいがっている。いつでもだっこやおんぶをし、そばに近づくと私たちに抱き上げて見せてくれる。こんなに子どもたちが幸せな日々を過ごしている国はない』と書いてあるというのです」
 
 江戸時代の田園風景を読んだことがあるので何となく納得できる。今はどうでしょう。子どもたちの目は輝いているだろうか。さらに日記を引用したい。

「私の住む夜の町の子どもたちの目は、ほとんどと言っていいほどうつろです。私が講演会場や昼の町で出会う子どもたちの目からも、輝きが消えてきている気がします。「目は心の窓」と言われます。人は、明日への夢や希望に生きているときに目を輝かせます。いいかえれば、今の日本の子どもたちの多くは、明日への希望や夢を失っているのではないでしょうか」
 
 どうしてこんなことになったのだろう。親自身が明日への希望・夢を持っていないせいではないかと思う。食生活を含めて日本の伝統文化を再認識する必要がある。

   ・幸せな 日々を過ごせし 江戸時代 夢や希望で 子らは輝く
     


    


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石田ふたみ [MAIL]

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