米国発 金融危機関連情報

2004年03月16日(火) 糖尿病予防にコーヒー

 日々の映像で1回書いたことがあるが、フィンランド国立公衆衛生研究所の調査結果が報道されていたので取り上げておきたい。3月10日発行の米医師会誌(JAMA)は、コーヒーを飲む量が多い人ほど、糖尿病にかかる危険が小さくなるとするフィンランド国立公衆衛生研究所の調査結果を伝えた。
 同研究所が35−64歳の約1万4600人を調査した結果によると、1日3−4杯のコーヒーを飲んだ場合、飲まない人に比べ女性で29%、男性で27%糖尿病にかかる率が減少したという。1日10杯以上のコーヒーを飲む人は、更に糖尿病に罹る率が減少するとのことである。
 因果関係は不明だが、コーヒーに含まれているカフェインが膵臓からのインシュリン分泌を促進、血糖を減少させることも考えられているようだ。米医師会誌(JAMA)は「米ハーバード大研究チームなどが行った別の調査でも同様の結論が出ており、今回の調査が『疑う余地のない証拠』を提供した」(3月15日共同通信)としている。日本の飲み物で、最も薬効があるのは緑茶のカテキンではないだろうか。これについては、後日記述したい。

   ・薬効が 多い食品 多々ありき 驚くほどの 緑茶の効果
    


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石田ふたみ [MAIL]

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