2004年03月17日(水) |
老化を防ぐ緑茶のカテキン |
緑茶に抗がん効果があるとは知られていたが、どのようにがん細胞の増殖を抑えているかは分かっていなかった。九州大大学院農学研究院の立花宏文助教授(食品機能学)らの研究グループがこれを突き止めて、3月14日付の米国の専門誌に発表した。緑茶の渋味成分の一種エピガロカテキンガレート(EGCG)が、「がん細胞表面にある特定のタンパク質と結合してがん細胞の増殖を抑制している」(3月15日スポニチ)とのことだ。Yahoo!ヘルスケアからカテキンの薬効の項目を引用すると ①動脈硬化や心臓病を防ぐ ②抗がん剤としてのはたらき ③高血圧や糖尿病を防ぐ ④殺菌作用がある ⑤ダイエット・美肌効果がある ⑥二日酔いを解消するなどなどである。
ここでは⑤の美肌効果の補足を引用したい。「歳とともにシミ・シワが目立つようになる。老化はだれにでもおとずれ、避けることのできない現象ではあるが、そのおとずれ方には差がある。老化は細胞の酸化であり、その酸化を進める犯人は活性酸素と呼ばれるもの。歳をとるとこの活性酸素をおさえこむ力が弱くなるのだ。だが、緑茶に含まれるカテキン、ビタミンA、C、Eには抗酸化作用があり、とくにエピガロカテキンガレートという種類のカテキンには、老化防止ビタミンといわれるビタミンEの20倍、ビタミンCの10倍の抗酸化力があるのだ。 ・細胞の 老化を防ぐ ビタミンの 王者のような 緑茶のカテキン
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