2004年03月10日(水) |
森光子さんの「放浪記」1700回 |
森光子さんの「放浪記」のことは、癒しの森88(2003年11月14日)で書いた。なにしろ、1961年の初演以来42年間、ロングラン記録を更新中であった。そして3月3日、名古屋市の中日劇場昼の部公演で、前人未到の1700回という大記録を達成したのである。1700回の公演を終えた森光子さん(83歳)の挨拶は「皆さまが1700回を積み重ねてくださいました。心からお礼申しあげます」と挨拶すると、場内は割れんばかりの拍手に包まれたという。
この舞台の上演時間は癒しの森88にも書いたが3時間半もあるのだ。演技はもちろん体力も必要だ。前半の林芙美子役は22歳の年齢だ。この役を83歳の森光子さんが演じるのだから凄いものだ。喜びを爆発させる「でんぐり返し」も披露する。こうしたシーンのために毎日欠かさず体を鍛えているという。この舞台へのエネルギー、執念は凄いものである。2月15日友人の提案(百歳まで生きようじゃないか!の会)のことを書いた。森光子さんに見習って、100歳の前に85歳まで各自がなにをするかを明確にする必要がある。
・光子さん 明るさ優しさ、おおらかさ 八十越えても 燦と輝く
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