米国発 金融危機関連情報

2004年03月04日(木) 火星に過去大量な水

 米航空宇宙局(NASA)は2日午後(日本時間3日未明)、火星に着陸した無人探査車の2号機による地質調査で、「火星の表面が過去、長期間にわたり大量の水で覆われていた」(3月3日・共同通信)ことが確認されたと発表した。これまでも火星を周回する探査機による地形の観測で、火星に水が存在した可能性が指摘される多くの写真が残っていたが、地表での調査活動によって直接確認されたのは初めてである。

 NASAは「着陸地点周辺は過去に大量の水に覆われ、生物が住める環境にあった」と指摘。「水の確認がすぐに生命の存在を示すわけではないが、火星に生命が存在していた可能性が高まった」としている。無人火星探査車の観測で、過去の水の存在を突き止められた火星の岩水によって形成されたとみられる層状構造(堆積岩)になっていたことから大量の水があった根拠となった。この大量の水はいつ何処へ行ってしまったのだろう。これからは生命の痕跡を探す調査になってくるようだ。

  ・人類に 夢を与えた この星の 神秘のベールも 現実的に
      


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石田ふたみ [MAIL]

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