2004年02月20日(金) |
天才の通信簿(4)アインシュタイン |
2月7日の天才の通信簿に 20世紀最大の天才であるアインシュタインが、子供時代は自閉症であったと書いた。どのような状態であったのかを、「自閉症の才能開発」から引用しよう。 「アインシュタインは3歳になるまで話すことが出来なかった。ある自閉症児の母親にあてた手紙の中に、自分は遅くまで話すことは出来なくて、親たちがそのことを心配していたことに気づいていたと告白している。バナード・パットンは「Journai of Learning Disabilities」詩に、アインシュタインは7歳まで言葉を胸の中で繰り返しながら学び、あまり外の子供たちと遊ぶようなことはなかったと書いている。神童というものは幼児期から芽を出すものだが、アインシュタインは子供のころ、そんな片鱗も見せなかった。人はそんな彼をのろまだとさえ思っていた。彼は言葉のスペルも覚えられず、外国語は苦手だった。自閉症タイプの児童のように、アインシュタインはジグソー・パズルが得意で何時間もトランプで家を作ることに熱中した」 天才の通信簿を記述する目的は「子供時代、若い時期のことでその人を評価できない」という視点である。人間は絶えず変化する存在である。今日を基点としてよい方向に向かうか、悪い方向に向かうかの二つの道しかないのだ。
・天才も 子供時代は 言葉さえ どうにか覚えた 自閉の姿
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