2004年02月05日(木) |
日本のサムライ ボローニャの中田 |
連日のようにボローニャの中田を讃嘆する記事が溢れている。なにしろ「別のナカタ、別のボローニャ」とはコリエレ・デロ・スポルト紙。両紙ともチーム最高評価。「技術だけでなく、ああいうタックルを見逃してはいけない。中田はサッカー選手である以上に、一流のアスリートだ」などの讃嘆の声である。 ともかく中田のプレーや表情に、パルマ時代にはなかった生気がみなぎっている。中田英寿(27)の、移籍後の会見に誰しもが驚いたことだろう。インタビューで10数回も中田の笑顔、笑顔―。 中田の活躍の背景に「マッツォーネ監督の絶大な信頼を受け、それに答えようとするパルマ時代とは違った状況が、田中から好プレーを引き出している」との解説だ。マッツォーネ監督は、中田選手のことを「「選手としても人間としてもチャンピオン」と讃えている。マッツォーネ監督と中田の関係は、ヤンキースのトーリー監督と松井秀喜の関係に類似しているように思う。
・絶大な 信頼ありて 冴え渡る 讃嘆溢れる 中田のプレーに
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