2004年01月17日(土) |
参院議員の西川きよしさん(57)引退へ |
今期限りでの政界引退を表明した参院議員の西川きよしさん(57)。きまじめな性格そのままに、タレント議員として軽んじられまいと他人の何十倍も努力してきたという。 以前耳にした言葉であるは「中学卒で何が出来る」と嘲笑されたこともあった。しかし、西川きよしさんの誠実さは、人の心をつかんだことは確かである。西川さんは3期18年にわたる無所属での活動を振り返り、「国会で一人ぼっちは大変な戦い。いじめられもした。公約通り、献金をいただかず、政党助成金もなく、生活は楽ではなかった」と本音も漏らしたという。 西川さんが初めて立候補した時の相談相手で、40年近い交友関係がある中山正暉前衆院議員(71)は「世の役に立ちたいという気持ちが強く、高齢者への思いやりを持っていた」と引退を惜しんでいる。政治献金を一切受け取らないという潔癖さを持った人が、国会議員を続けること自体が厳しいのだ。 ・中卒で 何が出来ると 差別する 社会に根を張る 島国根性
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