2004年01月12日(月) |
無人火星探査車「スピリット」火星に着陸 |
米航空宇宙局(NASA)が昨年6月に火星を目指して打ち上げた小型無人探査車1号機の「スピリット(精神)」は、「日本時間4日午後1時35分すぎ、火星表面への軟着陸に成功した」(4日・時事通信) スピリットの最大の使命は、火星にかつて水があったかどうか、今も存在するかの確証を得ることだという。 9日の発表によると「火星に着陸した無人探査車スピリットの予備的な観測で、着陸場所周辺に、水のある場所で生成されるカーボネート(炭酸塩)鉱物や結晶中に水分子を含む鉱物など、水と関連する鉱物が存在していることが分かった」という。火星に水が存在していた証拠が見つかれば、生命が発生していた可能性が高まるのだ。 火星探査機「スピリット」から鮮明なカラー画像が届いている。画像をよく見ると、とがった岩石とかなり丸まった岩石の両方が見られることがわかり、この謎は専門家によって解き明かされていくだろう。 ・古来より生命(いのち)あるとのロマンあり べールを取るか火星の素顔
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