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2004年01月13日(火) りんごの皮むきで脳活発化

 1月7日のも記述したが、「手は第2の頭脳である」なのである。西洋でいう「手は脳から飛び出した頭脳である」と表現するほうがもっと具体的かもしれない。 手を動かすことは脳使うことなのである。手と脳は一体不可分の関係にある。
 独立行政法人食品総合研究所(茨城県つくば市)の檀一平太研究員らによると「前頭前野は、人間の理性や想像力、判断力などの高度な働きをつかさどるとされる。危険な刃物を制御しながら、リンゴを動かして上手に皮をむくという複雑な動作が、前頭前野を働かせるらしい。論文は1月中旬発行の米の専門誌「ニューロイメージ」電子版に掲載される」という。
 実験は、リモコンなどにも使われる近赤外線を頭皮越しに脳に当て、血流量の変化を測るのだ。成人男女14人(23〜52歳)にリンゴの皮をナイフでむいてもらい、血流の変化を調べた。 その結果、むいている間は、前頭前野の血流が目だって増えるのである。
 女性は男性より長寿である。この原因は女性が男性より手(脳)を使うことが多いせいではないだろうか。 
  
 ・先人が 第2の頭脳と 呼ぶ故を ひしひし感じる この手の不思議
        


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石田ふたみ [MAIL]

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