米国発 金融危機関連情報

2004年01月07日(水) 手 の 不 思 議

 会社を退職してから1年6ヶ月が過ぎた。パソコンと縁がなかった人間がこれを覚え、インターネットをフル活用しているのであるから充実した時間であったといえる。
 今日は日々の映像で1998年12月31日に書いた「手の不思議」の一部を引用したい。

・・・・・・今日で満2年730日、一日一枚「日々の映像」を記述した。振り返ってみると、「手は第2の頭脳である」という言葉がよく理解できる。誰が言ったのかは、定かではないが西洋では「手は脳から飛び出した頭脳である」と表現するという。これらの言葉は、手を使いことがいかに重要であるかを示唆している。
 手を動かして、文字を記述することによって、その内容が脳に刻まれることは確かである。どうもわれわれの脳は、書く、話す、というように肉体の一部を使わないと、記憶を預かる脳が作動しないようである。
 手は脳から飛び出した頭脳であるとの表現の通り手と脳は一体不可分なのである。くだいて言えば、手を動かすことと脳が活発に動くことは一体なのである。考えてみると、小説家・画家・音楽家・又は一流の経営者など、超一流の人で手を使わない人は誰もいないのである。私は2年間少々のエッセイを書くために手を動かしたが、この手の不思議をしみじみ感じている。・・

 ・先人が 第2の頭脳と 呼ぶ故を ひしひし感じる この手の不思議 
     


 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ [MAIL]

My追加