米国発 金融危機関連情報

2004年01月08日(木) 記 憶 力

 今日も昨日と同じく、講演の準備の一つとして2000年12月31日の日々の映像に書いた「記憶力」の大半を引用しておきたい。

・・・・私は昔から記憶の能力が弱いと自覚してきた。この弱さを証明する根拠は、人の名前がなかなか覚えられないという事実である。しかし、書くという行動があると、鈍い私の脳もかなりの情報を記憶する。今日で、1460回目の日々の映像となったが、手を動かすことがいかに重要なことであるかをヒシヒシと感じている。

 脳と心の地形図(原書房・リタ・カータ著)という本を読んだ。『脳にある何十億というニューロンは、100兆もの結合を持っていて、その一つづつが記憶の一部になる可能性を秘めている。だから、人間の記憶能力は、正しいやり方で蓄えられれば無限なのである』(同書P259)・・・・

 1998年12月31日にも書いたが、情報を得たら先ずメモをする(手を動かす)そして話す(口を動かす)という動きが加わると、完全に記憶として刻まれるのである。途中で手を動かす行動を省略しても、話すという動があればその情報・知識は脳に刻まれる。これらの「動」がいかに重要か、これを深く理解して行動すれば、脳は限りなく活性化していくように思う。ただ聞く、読むだけの「静」に状態では、脳の開発・活性化はありえないのである。

   ・人間の 脳と呼ばれる 小宇宙 無限に広がる ミクロの世界
     


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石田ふたみ [MAIL]

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