2003年12月25日(木) |
地球の公転のスピード (6号で引用) |
天文学の素人が、一つの感動を持って宇宙のことをまた記述させていただく。20世紀の最大の科学者であるアインシュタインは、味わい深い多くの名言をの残している。1997年からの日々の映像で何回もアインシュタイン名言を引用したが、ここでは次の名言を引用したい。 「私は神がどういう原理に基づいてこの世界を創造したのか知りたい。そのほかは小さなことだ」(創元社・アインシュタインの世界から)
12月13日この太陽系の直径273億キロを地球上の乗り物で走ると次の時間がかかることを書いた。 ・新幹線 時速 200キロ 太陽まで約85年×91天文単位=7735年 ・ジェット機 時速1000キロ 太陽まで約17年×91天文単位=1547年
宇宙の星星の移動のスピードは、地球上のスピード感覚を遥かに超えているのである。今回は、地球が太陽の周りを廻る公転のスピードを計算してみよう
1、太陽までの光速の距離 8分19秒=499秒 2、太陽までの距離 499秒×300.000キロ=1億4960万キロ 3、公転の距離 1億4960キロ×2×3.14=9億4602万キロ 4、1日の公転距離 9億4602万キロ÷365.26日=259万キロ 5、時間当たりスピード 259万キロ÷24H=10万8000キロ (ジェット機の時速1000キロ×108倍) 6、秒速 10万8000キロ÷3600秒=30キロ
地球は上記の通り、時速10万8000キロという猛スピードで1日259万キロも駆け抜ける。11月29日に記述したように、地球の直径は12740キロである。よって、1日で地球8.5個(10万8000キロ÷12740キロ)に当たる距離を駆け抜けるのだ。この運動を地球誕生から40億年以上も続けている事実に接すると、天文学の素人としてはまさに神秘としか言いようがない。
休みなく 母なる太陽 離れずに 周り続ける 法則如何に
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