2003年12月26日(金) |
日本の大リーガー3人の年俸 |
12月23日に松井稼頭央のニューヨーク・メッツ入りを書いた。これで日本の超一流打者3名が、大ーグで活躍することになる。この3人の大リーグ入りに対して、日本のプロ野球がだめになるとテレビで批判的な見解を述べる人がいる。これは3人の空前の年俸に対するヤッカミのように思う。過日閣僚の平均資産(一億円少々)が報道されていたが、イチロー外2人の収入は桁が違うのである。 一つの事実は人により受け止め方が異なる。米国で実力を発揮しているトヨタ・ホンダなどの日本企業、米国で実力を発揮しているイチロー・松井などの若者達に最大限の賞賛の拍手を送りたいと思う。 イチロー 4年48億1000万円 年俸 12億円 松井秀喜 3年25億2000万円 年俸 8億4000万円 松井稼頭央 3年21億8000万円 年俸 7億3000万円 イチローは契約金600万ドルを含む4400万ドル(約48億円)。出来高分は最大で200万ドル(約2億円)が加算される。1年間の平均年俸が1000万ドル(約12億円)の大台を突破したことは、名実ともに大リーグを代表する選手となったといえる。 松井秀喜は、上記の他に1年ごとに100万ドル(約1億2000万円)ずつアップ。05年の800万ドル(約9億6000万円)になる。まさに空前の年俸である。 日本から行く選手に対して、これだけの年俸を払うアメリカの野球文化、スポーツ文化を理解する必要があると思う。一つの例として、松井が所属するヤンキースの主要選手の年俸を引用して見よう。少なくとも世界から優秀な人材を集めるアメリカ文化を見習う必要があると思う。 推定金額 D・ジーター遊撃手 17.5億円 B・ウイリアムズ外野手 14.8億円 R・モンデシー外野手 13.2億円 松井秀喜 8.4億円 ・ 世界から メジャーを目指す 若者に 夢を与える スポーツ文化
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