2003年12月12日(金) |
銀河系の広さ (6号で引用) |
日々の映像を題材として、いつものメンバーと懇談する。先月一番話題になったのは太陽系の直径と銀河系の直径であった。太陽系の広さ(直径)でも中々頭に納まらないのに、銀河系の直径100000万光年となるとなかなか理解が届かない。ここでもう一度太陽系と銀河系の直径を光速で示してみよう
太陽系 1日 (8分19秒×91天文単位×2=25.24H) 銀河系 100000光年 (100000光年×365日=36500000日)
光の速度(秒当たり300000キロ)であると、銀河系の直径は25時間少々であるが、このスピードで銀河系をよこぎるには、365万日(10万年)もかかるのだ。この際だから地球上での距離の単位で太陽系と銀河系の直径を計算してみよう。 太陽系 90864秒(25.24H×3600秒)×300000キロ=273億キロ 銀河系 273億キロ×約365万倍=計算できず
この数字のみでは、銀河系の広さが分からないので、11月9日は直径273億キロの太陽系を仮に1メータとすると、銀河系の直径は3650キロになることを示した。ともかく、太陽系が属している銀河系のみでも、目がくらむほどの広さなのである。
・巨大なる 楕円銀河の 広がりよ 太陽系すら 僅かな空間 (11月9日の短歌の再掲) 関連記述と備考 ・11月 8日 近くと遠くの銀河発見 ・11月 9日 惑星探査機ボイジャー1号 ・11月 29日 皆既日食のドラマ ・12月 1日 人 土井隆雄さん ・11月 9日の太陽系の直径は省略して90天文単位としてある。
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