2003年11月18日(火) |
老いぼれない方程式 (4号で引用) |
一昨日の養老さんのアドバイスを引用したい「人間ってのはいつも頭を使い、手を動かさなきゃいけないの。脳で考えたことを出力できるのは筋肉だけなんですよ。だから僕はいつも言うの、『頭だけで考えるな、身体を使え』って。たとえば頭で考えたことを、声を出したり文章を書くことで相手に伝わり、そこからコミュニケーションが生まれ・・・・脳ミソと身体を絶えず使っていたら、老いぼれる暇なんかなくなりますよ」とのこと。老いぼれないポイントは、手を動かす、口を動かす(会話)ことなのである。
1998年12月31日の日々の映像で「手の不思議」と題して、日々の映像を900枚書いての感想を記述した。その中の一部を引用したい。「手を動かすとは、肉体の一部を使うことである。どうもわれわれの脳は、身体の一部を使わないと記憶を預かる脳が作動しないようである。・・・情報・知識に触れても、手を動かす(書く)か、口を動かす(話す)行動がないとほとんど脳の記憶に残らない」(要旨)と書いた。 「手は第2の頭脳である」という言葉があるが、西洋では「手は脳から飛び出した頭脳である」と表現する。手を使うことがいかに重要であるかを示唆している。 ・手と口を 動かすことで 生き生きと 脳がまわって 老いぼれ知らず
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