昨日の阪神・ダイエー戦のテレビを6回から見た。阪神が勝ったからではないが、「勝とう」とする執念は阪神ナインが勝っていた。そう感じさせたのは、阪神の矢野捕手のガッツポーズであった。打者を三振にして投手がガッツポーズをすることは多いが、捕手が打者一人を三振にする都度ガッツポーズを表わす姿を見たのは初めてであった。最後の打者を三振にした時のウィリアムは、五体全体で狂喜せんばかりの歓喜を示していた。「勝とう、勝つのだ」この執念の差が阪神に勝利をもたらしてようだ。
1球1球に全神経を使う星野監督は、くたくたに疲れたようだった。「・・3つも勝っちゃった。疲れたなあという感じだけど、ウィルアムスがいるだけ心強い。・・必ず向こう(福岡)で胴上げして帰ってきます」とフアンに挨拶していた。昨日は花の金曜日、大阪のそこ彼処で3連勝を祝う酒盛りが続いたことであろう。
・花金の 3連勝の 美酒かな 疲れを知らない 六甲おろし
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