2006年08月15日(火)


カカオ99%のチョコレートがある。
残りの1%はなんですか。
優しさ?
だとしたらド厳しいね。
苦いはずだ。
ありゃ何マニア向けだ?

マッサージに行ってきた。
「ご指名のマッサージ師はありますか?」
という問いに私はいつも通り
「特にありません」と答える。
誰だろうとそれほど違いはないし
顔なじみになるほどの常連でもないので
マッサージ師にこだわりはない。

そして「本日担当させていただきます**です」
とやってきたのは女性のマッサージ師だった。
はじめて見る顔だ。
しかも結構かわいい。
はじめはラッキーと思ったりしていた私だが
「力加減などご注文がありましたらおっしゃってくださいね。」
と言って開始されたマッサージに圧倒されることになった。

あ。え?なに?うわ。ちょ。
こ、この人触り方がおかしい。
はわっ!はわわっ。
この人なんでこんなエロい触り方するの?
まじ?
ていうかこれはマッサージじゃなくてむしろ
愛撫じゃね?

撫でるように触ったり
軽く押したり
振動したり。

腰を揉みほぐすっていうより
揉みしだかれてる?
この人、俺を感じさせようとしてるのか?
ここってそういう店か?
次は仰向けになってください。とか言うの?

「あの。もう少し強くてもいいです」

あまり注文をつけたりしない私だが
このままではと、思い切ってお願いしてみた。

「わかりました。これくらいですか?」

・・・・・・
ああー。ああー。違うー。
強さじゃなかったんだ。
やっぱり触り方だ。
この人、タッチがエロい。

「あ。はい。いいです・・」

もう私にできることはなかった。
これ以上、注文のつけようがない。
だって、触り方を変えてくださいなんて言えないもの!
あとは30分間耐え忍ぶのみ。
これはもう、陵辱といってよかった。
されるがままに弄ばれた私。

あー。やめてー。
もうやめてー。
なにが望みなのー。
私をどうしたいのー。
ああ。もうお嫁にいけないわー。

息も絶え絶えといった体で
悶々とした30分間を私は耐え切った。
ぜ、全然癒さない・・。
むしろ逆に火照ってる。
発散しに来たのにフラストレーション溜まってるし。
この内に渦巻く私のパッションはどうしたら・・・。

「どうですか?腰はよくなりましたか?」

にこやかに尋ねてくる彼女。
私は聞きたかった。
これは何マニア向けのプレイですか。と。
わざと私を弄んだのかどうかは
表情からは読み取ることはできなかったが
もし、天然でやっていたとしたら
彼女は生まれながらのテクニシャンだと言わざるを得ない。
完敗だ。


「ありがとうございましたー。またお越しくださいね」

何事もなかったかのように、笑顔で見送る彼女。
ええ。また来ます。
そして次回は必ず指名をします。


君以外に。
だって君には勝てる気がしない。

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日記才人