2006年08月11日(金)



例えば
という言葉で始まる例え話。
小難しい話を分かりやすく説明するには
とても重宝する。


例えば酷使され疲れ切ったエンジニアが
喫煙室で休憩している時に
上司を兵隊の隊長に例えてグチを言い出したりもする。

うちの上司が兵隊長ならさー。
きっとこういうタイプだよね。

弾撃ったか?
当たったか?
何発撃ったんだ?
なにを撃ったんだ?
はずれたのか?なんではずれたんだ?
次は当たるか?
当たるように工夫しろよ。
いつ当たるの?
まだ当たらないの?
あっちにも当てろよ。
それからあっちにも当てろよ。
的が遠い?そんなこと聞いてねーよ。当てろって。
無理?じゃおまえいらねー。


実に見事な例えであり
聞いていたみんなも
うんうん。と頷く。

が。

「でもそれって例え話っていうよりも・・・・」

「うん・・。」

「そのものだ・・・・。」

「だね。」


例え話をするつもりが
真実ずばりそのものを表現し
自分達が理不尽な隊長の号令のもと
働きアリのごとく酷使されていることを気付かされたり
そんなこともあるので
例え話の使用には
少しばかり注意が必要だと思う。


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日記才人